新人事制度 大阪での報告①~③
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■2004/02/04 (水) 10:40:28 節分の豆 昨日は節分だった。女房あてに女房の友人が「節分セット」というものを送ってきてくれた。漬物・味噌・かたもち・ワインなどが詰め合わせてある。節分らしく、豆が小さな袋に入っていた。 そこで夜、その豆で豆まきをやった。「鬼は外!」と叫んで、窓からちょっとだけ投げ、あとは食べる。この豆が香ばしくて美味しかった。窓から抛ったの、もったいなかったな。 節分は1年でこの日だけかと思っていたら、じつは年に4度あるらしい。立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれ前日はすべて節分になるそうだ。なぜ立春の前だけを祝うかというと、旧暦では立春で年が改まるからだが、もうひとつは冬が去っていくのを寿ぐ気持ちがこめられているという。「鬼は外!」と追っ払われる鬼は冬を象徴しているのだそうだ。昨日の朝のNHKニュースでそう解説していた。 となると、カトリックの国の祭であるカーニバルに節分は似たところがある。カーニバルの王とはつまり冬の象徴で、あの祭の本質は冬が一時は権勢を振るうがやがて失墜するという比喩。かって王であった春が冬によって倒されたけれど、その冬が王冠を奪われたので春が再び王位につくという、春の王の物語にほかならない。 まあ何にしても、季節が巡るというのはいいもんです。 『伝送便』誌の今月号も送られてきた。このミニコミ誌に酔流亭は隔月でエッセイみたいなものを書いている。今月は明治維新のことをすこし書いた。NHK大河ドラマで『新撰組!』が始まったのと、小泉総理がイラク派兵を巡って見当はずれな幕末維新のタトエを持ち出したので、ちょっと書いてみようと思った。 それにしても小泉総理や安倍晋三・自民党幹事長らの歴史感覚の無さはひどいものだ。小泉氏の兄貴分である森喜朗氏が総理大臣になったとき、こんな知性に乏しい男でも首相になれるのかと驚き、それ以上に国会のような場であんな無内容なことをペラペラ喋れる厚顔ぶりに呆れたものだ。しかし、森氏個人だけのことではなかったのですね。この国の指導層全体を覆うこの知的退廃のほうが、れいの学歴詐称なんかよりよっぽど深刻な問題だ。
by suiryutei
| 2004-02-04 20:11
| 身辺雑記・自然
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