新人事制度 大阪での報告①~③
最新の記事
タグ
労働(124)
辺野古(46) 郵便局(43) コロナウイルス(31) 文学(31) 韓国(19) 朝鮮半島(12) 映画(11) NHK朝ドラ(10) ひよっこ(9) 大西巨人(9) なつぞら(8) 神田まつや(8) 労働者文学(8) 神聖喜劇(7) ケン・ローチ(6) ブレイディみかこ(6) 関西生コン労組(6) 狭山事件(6) 蕪水亭(6) 最新のコメント
記事ランキング
カテゴリ
以前の記事
2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 more... ブログジャンル
画像一覧
検索
|
■2003/11/19 (水) 15:41:28 労働組合はどこへ行く 泊まり勤務明けで、酔流亭が所属する労働組合のオルグがあった。オルグとは組合用語だが、労働組合の方針とかの説明会みたいなものだ。 酔流亭の現在の勤務は28日間のあいだに5回ほど泊まり勤務がある。これが来年2月から泊まりが8回に増えるという。夜間労働の回数制限も取り払われる。泊まり勤務1回の労働時間は現行より短くなるのだが、連続勤務が導入されるから、朝、仕事を終えて帰っても、昼間寝てその日の夜また出勤しなければならない。明らかに現在より労働条件は悪化する。ところが、労働組合の中央本部はこの提案に同意する意向だという。 そこで、組合役員氏の説明のあと質問した。まことに素朴な疑問だがと前置きしてから、今からでも反対はできないのか、経過の説明を聞けば当初は反対意見が多かったようだが、それが何故やむなしに変わってしまったのかと訊いてみた。 組合役員氏の答えはこうだ。全国大会の議論の中では多くの反対意見があったし、東京地本の代議員も強硬に反対した。しかし、採決ではこう決まった。決まった以上はそれに従わなければならない。 酔流亭の質問が素朴だっただけに、役員氏の答えもまことに明快である。しかし、この明快さの中にはおおいに問題が潜んでいる。 はじめ反対していた代議員たちは採決のときはどうしたか。一部を除いては鉾を収めて本部に判断を一任したのである。となれば、討議の場での反対は職場の不満をなだめるガス抜き以上のものではない。 このような組織運営のやりかたを問おうともせずに「決まったことは守るのが民主主義」なんぞとお題目ばかり唱えていては、その「民主主義」とやらはいよいよ空洞化していく。大事な問題なのに、このオルグには欠席が目立った。「もう何を言おうが変わらない」と組合員は感じているのだ。 労働組合はどこへ行く。
by suiryutei
| 2003-11-19 12:20
| 身辺雑記・自然
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||