新人事制度 大阪での報告①~③
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■2003/08/29 (金) 18:09:58 廣松渉を読む 廣松渉『マルクスと歴史の現実』(平凡社)を読み終える。1990年に出版されたが、その後まもなく著者は世を去っている。マルクスとエンゲルスの青年時代のヨーロッパから筆を起こして、マルクス主義の形成と発展、ロシア革命を経て、ソ連邦崩壊以後の展望まで考察する射程の長い本である。酔流亭としては10代後半にマルクスの思想に初めて接したときの知的興奮を懐かしく思い出した。 著者はブルジョア・デモクラシーとプロレタリア的なそれとの連続面よりも断絶面に重きをおくようである。これは酔流亭にはにわかには承服できない。スターリン主義の非人間性を糾弾するところから出発したはずの日本の新左翼が本家顔負けのアナクロ・スターリン主義に堕ちこんだ背景には、ブルジョア民主主義において獲得さるべき諸価値に対する軽視があったと酔流亭などは愚考するからだ。これは文字どうり愚かにもそう考えるのであって、「だからオマエは左翼から脱落してブルジョア・デモクラットに後退したんだ」という声がどこかから飛んできそうである。何とでも言えよ。 今日は泊まり勤務明け。地元で花まきさんと待ち合わせて旭庵へ行った。花まきさんは天おろし蕎麦、酔流亭はせいろに小天丼とビールをいただく。それからマルエツの酒販部で土佐鶴の純米を買う。いま冷蔵庫で冷やしているところだ。
by suiryutei
| 2003-08-29 14:37
| 文学・書評
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