新人事制度 大阪での報告①~③
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■2003/08/22 (金) 10:34:27 衰退するアメリカ この春、アメリカがイラクに侵攻するや、あっというまにバクダッドを制圧してフセイン像を引き倒したときはアメリカの強さばかりが目についた。が、実情はそうでもないようだ。 まず、道義が地に堕ちた。仮に「大量破壊兵器」がイラクにあったとしても、それで開戦は正当化されないが(アメリカ自身が最大の大量破壊兵器保有国だ)、その破壊兵器さえ無かった。明らかになったのは米英の情報操作の露骨さである。 つぎに、経済がはっきりと下り坂だ。米軍の戦費と駐留経費は今年1月から9月までだけで580億ドルかかるそうである。それがこの先何年続くのか。やがてボディブローのように効いて来るどろう。 軍事力だけは突出している。しかし、いくら最新兵器を持っていても民間機による自爆攻撃さえ防げなかったのは「9・11」が証明した。中世ヨーロッパの重騎士は身に着けた鎧の重さで戦場では身動きできなかったそうだがアメリカがそうならぬ保証はない。そもそも途方も無い軍事支出が経済をますます追い詰めるだろう。 「衰退へと向かうアメリカ」を私たちはこのさき目撃することになるだろう。このことをおさえておくことが重要だ。なぜか。アメリカの強大さに目を奪われることが、一方では「何があってもアメリカについていくことで勝ち組になろう」とする日本ネオコンのような“ポチ”を生み、他方では「テロ以外に打つ手なし」とするテロリズムへの拝躓を生んでいるからである。 どうも昨日に続いて固い話で申し訳ない。しかし、そういう世界にいま私たちは住んでいるのである
by suiryutei
| 2003-08-22 14:44
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