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■2003/08/08 (金) 09:40:58 映画『ブーベの恋人』 昨夜いつものように夕食をとりながらBSで『おしん』の再放送を視ていたら、そのあと続けてすぐイタリア映画『ブーベの恋人』の放映が始まった。この映画は高校生の頃やはりテレビ放映されたのを視たおぼえがあるのだけれど、大ヒットした主題曲にも惹かれて最後まで視てしまった。主題曲の甘美なメロディと題名からメロドラマと思われがちだが、かなり厳しい内容の作品である(クラウディア・カルディナーレ、ジョージ・チャキリス主演。ルイジ・コメンチーニ監督。1963年製作)。 第二次大戦直後のイタリア。農村の娘マーラはパルチザンとなって戦い死んだ兄の戦友ブーベと出会い、お互いに惹かれ合う。だがブーベは終戦時の混乱の中でファシスト支持者の憲兵親子を殺害していた。二人は婚約するもブーベは警察に追われて逃亡生活に入り、やがて逮捕される。殺人罪で懲役14年。ブーベが逃亡していた間にマーラには心を通わせあえる別の男性もあらわれるのだが、逮捕されて面会に行ったときのブーベの弱気になった姿を見て自分が彼を支えなければと思い、殺人犯の恋人として生きる道を選ぶのである。 面会に行ってブーベの弱気な表情を見ることさえなければ、マーラにはもっと普通の幸せな生活が待っていたろう。女性はやっぱり偉大です。 また抵抗運動におけるテロの問題、男性支配(マーラの父親も逮捕されるまでのブーベも女性からみればかなり自分勝手な男である)も描きこまれている。初めてこの映画を視た高校生のときには私はそれらを充分理解することができなかった。再見してよかったと思う。
by suiryutei
| 2003-08-08 15:00
| 映画・TV
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