新人事制度 大阪での報告①~③
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一昨日、墓参りの帰りは多摩墓地の裏門から小金井駅行きのバスに乗った。途中、ふと思い立って途中下車する。野川が流れているのが窓から見えたからだ。野川に沿って歩いていけば国分寺駅の近くに出られるはずである。 ![]() ![]() 国分寺に住んでいた酔流亭の少年時代、野川のことはドブ川に毛の生えたものだと思っていた。地元の人間はみなそうで、誰も見向きもしなかった。ただ、水源が湧き水なので水がきれいなことだけはただのドブ川とは違っていた。 今では川沿いは遊歩道が整えられ、自然食を売り物にする洒落たレストランも建っている。当時より人々はこういう形では自然を大事にするようになった。というか、全体状況は悪くなる一方なので、身近に残る自然の大切さに気づいたということだろうか。 秋の日が暮れるのは早いけれど、[義蕎]の開店時間にはまだ間がある。ゆっくりと歩いた。コスモスが咲いている。大岡昇平の小説『武蔵野夫人』は、戦後まもない時期のこのあたりを舞台に登場人物たちが葛藤する。 国分寺崖線とよばれる緩やかな坂を上って、日がとっぷり暮れた頃、私たちは国分寺の市街に入った。
by suiryutei
| 2004-10-30 10:00
| 身辺雑記・自然
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Comments(2)
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