新人事制度 大阪での報告①~③
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月替わりのカレンダーをめくって11月のものにしたら、今日は『白秋忌』と記されているのに気づいた。詩人・北原白秋の命日である。1885年に生まれた白秋は、1942年の11月2日に亡くなっている。 西多摩の山の酒屋の鉾杉は二もと三もと青き鉾杉 白秋といえば、酔流亭の頭にまず浮かぶのは、自由詩でも童謡でもなく、この三十一文字。青梅にある小沢酒造の庭に、この短歌を彫った立派な歌碑が建っているからだ。それほどよく出来た歌とは思えず、もちろん白秋の代表作でもなく、この地を訪れた白秋が記念にとりあえず詠んだ、いわば“ご当地ソング“の短歌版のようなものではないかしら。 しかし、酔流亭は一頃よく青梅にぶらりと出かけて行って、小沢酒造の庭先(売店とベンチがあって酒を飲めるようになっている)で傍を流れる多摩川のせせらぎを耳に「澤乃井」を飲んだものだから、あの歌碑が目に焼きついているのである。 「澤乃井」とは、小沢酒造が醸している酒。 そういえば、白秋の生家も、九州の柳川で造り酒屋を営んでいたのであった。白秋の若い頃に家運傾き倒産してしまうのだが。 酔流亭は今夜は泊まり勤務なので、もうじき出勤する。秋の夜長に白秋を偲びつつ酒を酌むのは、ちょっとおあずけ。 ■
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by suiryutei
| 2007-11-02 17:44
| 文学・書評
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