新人事制度 大阪での報告①~③
最新の記事
タグ
労働(124)
辺野古(46) 郵便局(43) 文学(31) コロナウイルス(31) 韓国(19) 朝鮮半島(12) 映画(11) NHK朝ドラ(10) ひよっこ(9) 大西巨人(9) なつぞら(8) 神田まつや(8) 労働者文学(8) 神聖喜劇(7) 関西生コン労組(6) 狭山事件(6) ブレイディみかこ(6) ケン・ローチ(6) 蕪水亭(6) 最新のコメント
記事ランキング
カテゴリ
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... ブログジャンル
画像一覧
検索
|
朝食のときコーヒーは欠かさない。パン食の日はトーストを食べながら。ご飯と味噌汁の日は食後に一杯。 コーヒーを淹れるのは酔流亭の役目である。食卓で酔流亭が出来ることといえば、これとテーブルを拭くことくらい。 それだけに、コーヒーを淹れるときは気合を入れて念入りにやる。 が、それでも味は毎朝ちがう。同じ豆を使い、同じようにドリップしたつもりなのに、微妙に、ときにはかなり大幅に、仕上がりが違う。香りが抜けてしまっているようなときは悲しくなる。 五日の朝は、最近では一番美味く淹れられた。モカのよい香りが漂う。 この日は午前中からの勤務。朝食はご飯と味噌汁であったから、食後、出勤までのわずかな時間にコーヒーをたのしむ。朝刊を開くと、小説家の辺見庸氏のエッセイが載っている(『絵入り洋燈と観覧車』2/5朝日朝刊)。 毎日きまったコースの散歩の情景が、氏の心象風景を絡めて綴られていた。辺見さんの散歩道にはランプを売る店や「いまどきめずらしいタイル壁の」カフェがあるらしい。そして小さなデパートにいたり、「七階屋上までたいていはよろよろと階段をのぼっていく」。 詳しいことは知らないが、辺見さんは、たしか大病を患って療養中の身であったと思う。だから七階の屋上まで歩いて上がるのはリハビリの意味もあるのであろうか。でも、「よろよろと」であれ、それだけの体力を回復されているというのは、ちょっと嬉しい。酔流亭の周囲にも、病気療養中の友人が何人かいるので、彼らの姿が辺見さんの文章にかさなった。 さてデパートをあとにすると、辺見さんは先述の「タイル壁のカフェ」に向かうという。「モカの香りに近づいていき、それで体をまぶし胸いっぱいに吸ってから、また歩く」。 モカがお好きなのだろうか。我が家のコーヒーもモカ・ブレンドと決めてある。
by suiryutei
| 2008-02-09 17:50
| 身辺雑記・自然
|
Comments(17)
私もコーヒーは大好きですが、味わいながらゆっくり飲むというよりは薄いコーヒーをガブガブ飲むというスタイルです。どうせ違いのわからない男だから、ネスカフェで十分です。大の甘党でありながら、コーヒーの甘いのは苦手です。現場作業の一服によくコーヒーをいただくのですが、砂糖、ミルクをたっぷり入れたコーヒーが出てくることがあり、胃が踊ってしまいます。もっとも「何を入れるか」と訊かれて「コーヒーだけ」と答えたら、カップにコーヒーの粉だけが入っていたことがあり、以後、「お湯も」と付け加えるようにしています。バカにしているように聞こえるといけないので、なるべく冗談っぽく言うのがコツです。
辺見さんと言えば世界各地のものを食い歩く「もの食う人びと」ですが、雑食性の私の口に余るものはなかったと記憶しております。少々の食糧難はこわくない。
0
Commented
by
Fou
at 2008-02-10 00:32
x
コーヒーの香りが抜けてしまうのはいれてからすぐに飲まないからではないのですか。
私は数年来、コーヒーメーカーでいれて、5分以上経ったコーヒーは飲めなくなりました。酸化した匂いで吐き気がするのです。 私の経験的な意見ですが、コーヒーは煎りの強い方がおいしいのではないかと思います。フレンチ・ローストというのが一番と。刺激の強いのを求めるのならばアメリカン・ローストですが、これはコーヒーの味はほとんどないに等しいのでは。イタリアン・ローストは香りがなくなるけれどミルクを加えると味は最高では? コーヒーは、ご存知と思いますが、、煎りを強くするほど、カフェインが少なくなるのでしょう? カフェインと味の関係があるのではないでしょうか。 そして、産地の違い。これは好みの違いになりますね。 私は今までに一番おいしいと思ったコーヒーは昔(20年以上前のことだからそう言っていいでしょう)アルジェリアのお土産にもらった挽いたコーヒーでした。 でも、なんといってもおいしいコーヒーはエスプレッソ、蒸気でいれるのを思いついたのはイタリア人? 次においしいのはトルコ式の漉さない煎れ方(上澄みを飲む)では?
Commented
by
naomu-cyo at 2008-02-10 01:01
辺見さんといえば「もの食う人々」が実に秀逸でした。何度も何度も読み返しました。たしか毎日新聞社から彼の作品がまとめられて定期的に刊行されているはず。買おう買おうと思ってまだ買ってないのですが。
わたしがとっている毎日新聞では、やはりリハビリ中の野坂氏が隔週で随筆を掲載してます。こちらもまた面白いです。リハビリ日記のようでいて、ぴりりとした視点を感じます。 お二人には生への強烈な憧憬と執念を感じます。よろばいながらもひたすら書き続けて欲しいです。
Commented
by
Fou
at 2008-02-10 01:15
x
Commented
by
suiryutei at 2008-02-11 09:34
umeさん、おはようございます。
昨夜は高校時代からの友人たちと飲んで帰宅が深夜になったので、レスが遅くなってしまいました。 で、友人たちとは飲んだあと、喫茶店に入りました。私もコーヒーには砂糖もミルクも入れないのですが、この夜はコーヒーと一緒にチョコレートケーキを食べてしまった。案外、甘党なのかも。 コーヒーの粉だけ入っていたというumeさんのお話。笑ってしまいました。
Commented
by
suiryutei at 2008-02-11 09:41
Fouさん、おはようございます。
今朝(11日)のTV『花まるマーケット』で放送していましたが、煎りの強いコーヒーは気持ちをリラックスさせるそうです。集中力を高めるのは中煎りだとか。 エスプレッソで思い出したのですが、生まれて初めて『ドトール』でエスプレッソをたのんだとき、あまりの量の少なさに、何か店員さんの気に障るふるまいを自分がしたせいでイヤガラセをされたんじゃないかしらと、深刻に悩んだものでした。でも、エスプレッソって、量の少ないものなんですね。
Commented
by
suiryutei at 2008-02-11 09:46
むーちょさん、おはようございます。
辺見さんの情況への発言のほうに目を奪われていて、『もの食う人々』が代表作のひとつだったことを、つい忘れていました。未読なのですが、近いうちに読んでみます。 野坂さんはアルコール中毒のほうは大丈夫かしら? ともあれ、本当に「よろばいながらもひたすら書き続けてほしい」と私も思います。
Commented
by
nakayanh at 2008-02-12 00:31
私はビールと発泡酒の区別も判らない程の味音痴で、偉そうなことは言えませんが、京都イノダコーヒの「アラビアの真珠」というブレンドコーヒーだけは旨く感じて、京都へ行くと大抵立ち寄りますし、自宅でも土日の朝はこれを飲みます。でも、お店で飲む程は旨くないのですね。最近改装された東京駅大丸にイノダの支店が出来たので、東京でもあの味が味わえるようになりました。但し、京都本店より値段が少し高かったと思います。
Commented
by
Fou
at 2008-02-12 02:10
x
Commented
by
suiryutei at 2008-02-12 15:05
なかやんさん、こんにちは。
ああ、イノダ! あそこのコーヒーは本当に美味しいですよね。東京駅は通勤のとき通過するので、こんど途中下車して大丸の支店に寄ってみます。京都が恋しくなって、そのまま新幹線に飛び乗るなんてことないように自制しつつ。
Commented
by
suiryutei at 2008-02-12 15:07
Fouさん、こんにちは。
なかやんさんはああ書いてますけど、じつは味覚の豊かな方。なにしろ神田まつやの蕎麦と肴で鍛えられていますから。
Commented
by
nakayanh at 2008-02-12 21:15
酔流亭さん、心温まるフォロー有難うございます。でも、Fouさんにそれ程笑って頂けたのも光栄です。自慢じゃないですがアールグレイ紅茶とポーレイ茶(日本ではプーアール茶と言いますね。)を間違えたことだってあるんです!プレミアムモルツの350CC缶と発泡酒500CC缶を出されて、最後の酒だからどちらか選べと言われたら、迷わず発泡酒を取ります。
Commented
by
Fou
at 2008-02-12 21:58
x
出遅れた。
酔流亭さん、よーく存じてますよ。 なかやんさんならではのユーモア、日本語ならおとぼけ?に喝采でした。 なかやんさん、 食い意地ならぬ、呑み意地がはっているのね! 私は暑い季節にしかビールを飲みませんが、昨夏はプレミアムモルツ一筋でした。
Commented
by
suiryutei at 2008-02-13 09:19
なかやんさん、おはようございます。
プレミアムモルツはなかなか美味いビールだと思いますが、真夏の喉が渇いているときなら私も350ccより500ccをとるかな。
Commented
by
suiryutei at 2008-02-13 09:21
Fouさん、おはようございます。
昨夜、髭彦さんに連れられて生まれて初めてネパール料理を食べました。美味しいものですね!
Commented
by
Fou
at 2008-02-13 13:11
x
髭の歌の「友」はそういうことだったのですね。
「マサラ」と呼ぶスパイス類の味がいいでしょう。日本料理やフランス料理は出汁が決め手ですが、マサラが味を決めるようで、スープなども特に出汁をとらないようだと、Taの家で見ていて思いました。 ネパールもこの1年間すったもんだでしたが、4月10日にようやく制憲議会選挙が実施される予定です。 先日、読売と産経が「笹川財団」に同行して間もなく王制の終焉というこの時期に王宮内で国王との「記者会見」をして、現在は一市民という立場にある国王に政治家にするような質問をして国王から政治的発言を引き出して、ニュースとして報道して、ネパール社会を怒らせました。もっとも、日本のメディアに直接の怒りや批判を向けることはしていませんが。 ネパールの人々が今、一番嫌い、警戒しているのは自国の変革に対して、外国からの干渉を受けることです。 象徴天皇に政治的な発言をさせてはならないということを世界一熟知しているはずの日本のメディアのしたことは恥ずかしいだけでなく、罪悪だと感じてます。
Commented
by
suiryutei at 2008-02-13 22:13
Fouさん、こんばんは。
はい、ブログ仲間のオフ会で、今回は髭彦さんが幹事役をなさってくださいました。 エビのカレーなど、スープのようで、とても美味しかったです。 ネパールの政情は時折り新聞記事で垣間見ておりますが、読売と産経でそういうことがあったんですか。
|
ファン申請 |
||