新人事制度 大阪での報告①~③
記事ランキング
最新の記事
タグ
労働(124)
最新のコメント
カテゴリ
最新のトラックバック
以前の記事
2025年 06月 2025年 05月 2025年 04月 2025年 03月 2025年 02月 2025年 01月 2024年 12月 2024年 11月 2024年 10月 2024年 09月 more... ブログジャンル
画像一覧
検索
|
前回のNHK朝ドラ『ちりとてちん』が終了して、ちょうど二週間たつ。まだ寂しい。朝の15分間がポッカリ穴があいたようだ。 同じような思いの方は案外いるようで、一週間ほど前の朝日新聞朝刊の文化欄に『「ちりとて」熱中 後遺症』という記事が載っていた。 そのコラムを書いた四ノ原恒憲記者は、五木ひろしのヒット曲『ふるさと』の「メロディーをなにげなく口ずさんでいる自分に気づくことがある」そうだ。あの歌はドラマの中で折にふれ流れた。ヒロインの母親(演じたのは和久井映見さん)が五木ひろしの大ファンという設定なのである。「祭りも近いと汽笛は呼ぶが~♪」。 酔流亭の頭の中にも、あのドラマのテーマ曲(松下奈緒さん作曲)が今でもよく浮かんでくる(ただ酔流亭は音痴を自覚しているので朝日新聞記者のように口ずさみはしないけど)。 ヒロイン(貫地谷しほり)が落語家というあのドラマは、実際よく出来ていた。じつを言うと、スタートしたばかりの頃はすこし鬱陶しいと思った。ヒロインは子供のとき福井県小浜の小学校に転校してくるが、同じクラスに同姓同名の美少女がいる。容姿だけでなく性格もいいし、何をやってもヒロインはかなわない。クラスメイトは二人にA子・B子という渾名をつける。もちろんBランクがヒロインだ。 そこで、ヒロインはつねにいじけてしまうのである。 ところが、高校を卒業した彼女が大阪に出てきて、落語家を目指すようになるあたりから俄然おもしろくなった。師匠(演じたのは渡瀬恒彦さん)や兄弟子たちも個性あって魅力的だった。 最終回が放送された先月29日は『フォーラム色川』の例会があった日。夜の懇親会であのドラマの話題も出て、「いいドラマだったけど、あの終わり方は納得いかない」という話になった。 母親となったヒロインは落語家をやめてしまうのである。 自分は陰にいて、つねに家族のために働いてきた母親に向かって、かつて「私はお母さんみたいになりたくないの!」と叫んでしまったヒロインが、腹に子を宿して初めて「人にスポットライトを当てることの大切さ」に気づき、母親の生き方を理解するというのは、母と娘の物語としてはうまく結ばれているけれども、しかし女流落語家・徒然亭若狭として、それで終わってしまって本当にいいのかという思いは、たしかに酔流亭にも残る。 あのドラマのスペシヤル版が近く制作され、関西では放送されることが、もう決まっているそうだ。ところが、あれ、視聴率はあまりよくなかった。関東では過去最低だって ![]() そこで、ふたつ希望がある。 まず、スペシャル版では、また落語家に復帰するヒロインを見たい。 つぎに、関西だけでなく全国に放送してほしい。 それにしても、なんで視聴率とれなかったのかなあ。
by suiryutei
| 2008-04-12 22:53
| 映画・TV
|
Comments(8)
![]()
BSで見てる分が省かれているからでしょう。
それにBSだとまとめて放送してたし・・・・視聴率が放送やテレビを見るスタイルに合わなくなっているだけだと思います。
0
![]()
ごぶさたしております。「ちりとてちん」の話題でしたので、久しぶりにお邪魔します。私もこのドラマには本当にめずらしくはまりました。saheiziさんの影響で落語に興味を持ったこともきっかけですが、よくできたドラマだったと思います。朝のBSに8時15分の1ch、昼再放送と、なんと3回も見ていたので、視聴率最低にはびっくりでした。そして、suiryuteiさん同様に、五木ひろしの「ふるさと」がときどき口をついて出ます。すごく苦手な五木さんだったのに、いい歌だな~と思います。何よりこのドラマの脚本のすごさ、細かい伏線にはびっくり。要所要所の笑いどころ、泣かせどころに完璧な計算がされていて、それがイヤミでないところなどなど。確かに最後は、あまりにもあっけなくて、オイオイでしたが(病院に糸子母さんがついてこないとか、救急車とか)、それも落語のオチと思えばいいのかと今は納得です。ホント、スペシャルの全国放映を希みますわー。これから焼き鯖とへしこをネット注文するつもりです。長くなってごめんなさい。
AAAAさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
ああ、そういう事情もあるんですか。まあ、視聴率と作品の出来も別の話ですしね。 でも、今回のように関東は視聴率が低かったからスペシャル版の放送は関西だけ、なんて案が出るのは、困りますね。
ginsuisenさん、こんばんは。お変わりなかったですか。
我が家では朝と昼の再放送と夜のBSで、やはり3回視た日もありました。私以上に妻がハマッてしまって、四草を演じた加藤虎ノ介さんがすっかり気に入ったようです。 このドラマでは、人の気持ちをとてもよく理解する人が出てきました。江波杏子さん演じる、ヒロインの祖母とか、ヒロインの親友の魚食堂の娘(純チャンでしたっけ)。相手の身になってものを考えられる人なのでしょう。そういう脇役たちも魅力的でした。 ![]() ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
鍵米さん、承知しました。
そろそろ次の○○会の連絡準備をしないと。 ![]()
私はあなたがあなたの記事に提供される貴重な情報を好き。私はあなたのウェブログをブックマークして私の子供は一般的に右、ここまでのテストを備えていることがある。私は彼らが誰よりもここで新しいもののかなり多くを知らされるとしている若干のプラスです!
どうも、です。
|
ファン申請 |
||