新人事制度 大阪での報告①~③
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関東地方の梅雨は、今日(19日)で明けるのでしょうね。朝のTVの気象予報で週間天気を視ると、今日以降、東京はずっと晴れマークが並んでいるから、どう見たって梅雨が明けたと思えるのだけれど、お天気キャスターはどういうわけか「梅雨明け」という言葉を使わない。気象庁による正式発表を待っているのかしら。アナウンサーは、これも梅雨明けとは言わず、「今日からいよいよ本格的な夏です」みたいな言い方をする。朝7時台のニュースで流された秩父の長瀞や江ノ島海岸の中継映像には、青い空と白い夏雲がひろがっている。 昨日18日は酔流亭は昼間の勤務であった。出勤するまえ朝の天気予報では昼前から雨、それも雷雨になるという。「そうか、カミナリが鳴って、この雨が降れば、このあと梅雨明けだな」と思った。 ところが、酔流亭の職場周辺では、なかなかゴロゴロ来ない。日中、空が暗くなりかけることが何度かあったが持ち直す。 遠くのほうには真っ黒い雨雲も望めたし、現に、都内各地から郵便物を運んでくるトラックの運転手さん達は「豊島のほうは今どしゃ降りだよ」とか「途中で降られちゃって」とか言っている。しかし酔流亭が働いている局の頭上には、雨雲はなかなかやって来ないのである。 それでも夕方の5時半ごろだったろうか。ほんのすこしだけお湿りが、あることはあった。だが、それも数分降っただけ。 正岡子規の有名な和歌に、こういうのがある。 鳴神の鳴らす八鼓ことごとく敲きやぶりて雨晴れにけり 「ものすごい雷が鳴って、雨がざんざん降った。とうとう雷の鳴らしている鼓が破れてしまった。そして雨が晴れた。これは実に愉快な歌ですね。こういう感覚は子規独特のものです。豪快で、なおかつ、さっぱりしています」(大岡信『正岡子規ー五つの入り口』)。 上記の大岡さんの解説に付け加えることは何もないだろう。酔流亭もこの歌は大好きだ。 そこで、昨日、雷雨があったら、子規の歌の下句だけちょっと改竄して、酔流亭はこう「詠む」つもりでいた。 鳴神の鳴らす八鼓ことごとく敲きやぶりて梅雨明けにけり もちろん、こういうのを「歌をつくる」とは言わない。子規のフンドシで遊ぶだけである。しかし昨日ていどの雨ではフンドシ遊びもできないなあ。 ともあれ、これで梅雨は明けたのであろう。本格的な夏がやってくる(もう、このあいだから来ているような気がするけれど)。
by suiryutei
| 2008-07-19 09:33
| 身辺雑記・自然
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Comments(8)
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風屋
at 2008-07-19 19:28
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当地も明けました。
でも今日などは38度が続いた昨年のような暴力的な暑さではなく じんわりと暑くなってきた・・・という感じです。 自転車買いました。 さすがにこの季節だけは、スーツでは乗る気がしないので休日専用になりそうです。 今日も乗ってあちこち行ってみましたが、暑さを心地よく感じます。
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suiryutei at 2008-07-19 19:49
風屋さん、こんばんは。
東北まで、今日、一気にいっちゃいましたね。たしかに今年の暑さは今のところ「じんわり来る」という感じです。午前は過ごしやすく、夕方がつらい。去年より梅雨明けが随分はやいから、先が長そう。 自転車もいいですね。熱中症にはご注意を。 高校野球、我が母校は二回戦で一回勝ったきりで、三回戦敗退でした。
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saheizi-inokori at 2008-07-19 21:30
フンドシ遊び、、どうしているかな。
雷をきいているのかも。
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suiryutei at 2008-07-20 21:08
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蕎麦喰い師
at 2008-07-21 12:11
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>私はグラスになみなみ酌まれた酒に感動して、蕎麦を食べるころにはすっかり酔うてしまいました。
愉しい会をありがとう! がじゅたんさんのブログより引用させて頂きます。スミマセンがじゅたんさん。 酒に酔い、旨い肴に酔い、話に酔い、共に見合わせる笑顔に酔い・・ とても不思議なんです。 本当に楽しかった時、何故か何を食べたか、何を飲んだか、何で笑っていたか・・ 全てが曖昧な記憶となっている。 ただそこに「楽しい」があった 人 + 空気 + 酒 + 肴 + 笑顔 +・・・ きっと1+1が2にも3にもなっているのだろうな HNそのままですね「良い酔いに 流されそこに 酔流亭」 素敵な時間を楽しめて良かったですね。
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suiryutei at 2008-07-21 22:08
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蕎麦喰い師
at 2008-07-21 22:39
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酔流亭さんの真似して
少々飲み過ぎで・・ 何か嬉しいです 「・・・で、新しく客が入ってくるたび、もしかしたら蕎麦喰い師さん来るか? と、一同かなり期待してました。」 万が一私が居たとして 1+1が 十にも二十にもなれたら本当に幸せですね 以前何処かにカキコしましたが、人は大好きです!! でも、人と群れることは不得手かもしれません また、偶然が素敵な時をもたらしてくれると良いですね。 花まきさん、酔流亭さんの優しい笑顔は・・・ 何を食べたか、何を飲んだか、何を話したか・・ 忘れさせるとても楽しくも不思議な時でした またの偶然を楽しみに・・ 人の出会い 不思議なものですね
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suiryutei at 2008-07-22 07:27
蕎麦喰い師さん、おはようございます。
次回のそんな偶然をたのしみに待つことにしましょう。
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