新人事制度 大阪での報告①~③
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[鳩の湯]で、朝目覚めてから露天風呂に浸かった。檜の湯舟。 ![]() ![]() ![]() 三峰口駅に戻ると、ちょうどSLが走る時間! もちろん乗りましたよ。 ![]() すると近くにうなぎ屋が。 じつは酔流亭、うなぎがちょっと苦手である。味は好きだ。しかし、うな丼を半分くらい食べ進むと、いつも決まって気分が悪くなる。体質的に合わないのだろうか。 しかし、同行の3人はそんなこと知らないし、そもそもこの時間、この店以外に暖簾を出している飲食店はまわりに無い。午後3時といえば、たいていは夜の営業に備えて休憩に入っている時間である。 そこで、酔流亭としては意を決して、この店の暖簾をくぐることにした。 ![]() そして、この「ひつまぶし」はなかなか美味かったのである。酔流亭も今回は不思議と途中で気分が悪くなるということがなかった。普通のうな丼ではなく「ひつまぶし」にしたのがよかったのかもしれない。 店の裏の離れで、金子伊昔紅という人の遺品を展示しているという。なんでも秩父音頭の普及発展のため尽力した方らしい。本業は医者だが俳句も詠んだという。 そこで食べたあと、それを見せてもらった。明治22年生まれ。困民党のことを詠んだ句もあったから、当時としてはリベラルな考えの人だったのかな、などと思った(困民党とは、秩父事件で蜂起に参加した農民たちを指す。事件参加者たちは長く暴徒とされ、戦前は地元では事件について口を閉ざす人が多かった)。 離れから戻ってくると店の給仕の女性(彼女が展示を見ることを熱心に勧めてくれた)が言うに、 「息子のトウタさんが来たとき・・・」 トウタ・・・金子・・・・ 「えっ、金子兜太のお父さんなんですか?」 そうであった。 「なんだ、早くそれを言ってください」 このうなぎ屋は[吉見屋]という。創業明治25年。先々代(だったかな?)が金子伊昔紅の7人の高弟のうちの一人だったとか。秩父というのは、なるほど奥の深い土地である。 ※この秩父の旅は9日から10日にかけてであった。帰宅した翌朝の11日付け朝日新聞『俳壇』で、選者のひとり金子兜太さんは、下記の句を今週の第一席としている。酔流亭は俳句のことは全くわからないが、金子兜太という俳人は以前から、なんとなく好きだ。 日盛りの影ヒロシマの影のこと (横浜市 山本 裕)
by suiryutei
| 2008-08-13 15:53
| 旅行
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Comments(4)
露天風呂、素晴しい。ため息が出ます。
こういうお風呂では鳥の声が聞こえるのでしょうね。 酔流亭さん、一句、浮かびませんでしたか?
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こっそりとお忍びだったんですが、、。
佐平次さん、こんばんは。
見たぞ~。
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