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新人事制度 大阪での報告①~③
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今日9月14日は十五夜。しかし関東地方は朝から雲が多い。果たして中秋の名月を見ることができるだろうか。微妙なところだ。 天気が下り坂なのはわかっていたから、それに今夜から泊り勤務が続くので、酔流亭は昨夜のうちに月見をしてしまった。夕食のあと、冷酒を片口に酌み、九谷焼の盃とともに小さな桐の盆に載せて、二階に上がった。 中空に浮かぶ真ん丸い月が、窓からよく見える。李白に『月下の独酌』という詩があるのを思い出した。 花間 一壺の酒 独酌 相親しむ無し 杯を挙げて 明月を迎え 影に対して 三人を成す まだ続くんですが、これくらいにしておきます。また飲みたくなってしまうから。訳は武部利男『中国詩人選集・李白』(岩波書店)に依りました。 この詩のあとのほうに 行楽 すべからく春に及ぶべし とあるので、李白がこの詩を作ったのは春のようですが、まあそのあたりはこだわらないことにします。 昨夜は、いい月だった。 わが井伏鱒二の名吟も。 今宵は仲秋明月 初恋を偲ぶ夜 われら万障くりあわせ よしの屋で独り酒をのむ 春さん蛸のぶつ切りをくれえ それも塩でくれえ 酒はあついのがよい それから枝豆を一皿 (井伏鱒二『厄除け詩集』より) ここに出てくる[よしの屋]というのは、戦前、新橋の駅前にあったおでん屋だそうだ。
by suiryutei
| 2008-09-14 12:19
| 身辺雑記・自然
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