新人事制度 大阪での報告①~③
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前回日記に書いた映画『天使の分け前』を観に行ったときのこと。 新聞広告にあった上映開始時刻に5分ほど遅れて映画館に着いた。急いで窓口で券を求める。千円札を切らしていたので一万円札を出した。窓口の中にいた若い女性従業員は 「1000円のチケット・・・」 と言いかけて 「あ、一般券・・1800円です」 窓の上を見ると「60歳以上は1000円」と表示してある。酔流亭をその年配と思ったらしい。 平日の昼間にふらりとロードショウを観に来るのだから定職をリタイアした人間と思われたのは無理もない。従業員は20代のようだったが酔流亭だってその年齢のころ先輩たちを見ても50代と60代の区別がつかなかった。 ![]() 逆にいえば、いま58歳の酔流亭には40歳くらいと20代の区別があまりつかない。みんな等しく「若い人」だ。 映画館のことに話を戻せば、あと2年たてばロードショウを1000円で観ることができる。待ち遠しいなあ。 なお『天使の分け前』の都内における上映館は<テアトル銀座>。同館は新作映画としては『天使の分け前』の上映を最後に、来月閉館するそうだ。同作品は5月5日までの公開。連休中におすすめします。 ※関連する過去ログとして ☆『ケン・ローチの新作映画「天使の分け前」を観る』(13年4月26日) ■
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by suiryutei
| 2013-04-27 09:16
| 映画・TV
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大好きなケン・ローチ監督の新作映画『天使の分け前』を観てきた。 時代は現代、舞台はスコットランドである。この地の酒といえば、やはりスコッチ・ウィスキーですねえ。 ![]() それ以上に絶望的なのは、親の代から憎み合っている喧嘩相手にしつこく付きまとわれていること。街で顔を合わせれば殴り合いになる。ヤクザな生活を送ってきたロビーが更生しようとしても、この“宿敵”がそれを許さないだろう。 ところが、そんなロビーはいくつもの幸運に恵まれるのである。 まず、彼の子を産んだ娘は、ロビーが傷害事件を起こして服役したこともある凶状持ちなのに彼への愛を捨てない。 つぎに、前科者に義務付けられた「社会奉仕活動」(映画では公共の建物にペンキ塗りなんかやっていた)の監督官ハリーが包容力ある人物で彼の下の若者たちに親身である。 そしてもうひとつの幸運は、ロビーにはウィスキーのテイスティングに天賦の才能があること。前記ハリーがウィスキー好きで、彼がその才を見出すのだ。 この才能を足がかりに、ロビーが「奉仕活動」で知り合った仲間たちと不遇からの脱出を賭けるのが映画の後半。詳しくはこちらを見てね。 http://tenshi-wakemae.jp/ 普通はロビーのような境遇の若者にこんな幸運が重なりはしない。だから、これは現代の「おとぎ話」である。けれども、この御伽話から、イギリスのそして我が国もそうだが今日の世界の若者が置かれている状況がリアルに浮かび上がってくる。搾取がとことん進んだ状況である。登場する若者たちは失業者だ。ということは、搾取が進めば挙句はその搾取もできなくなるのである。それは労働から搾り取ることなのだから。 その一方に、持ちきれぬほどの富の使い道を知らぬ極少数の富者がいる。映画の後半、“幻のウイスキー”一本にべらぼうな金を惜しまない億万長者たち。 ロビーらが“一発逆転”に投企する話の道筋は、いつものケン・ローチらしくないとちらりと思わぬこともない。それは状況の変革に向かうのではなく個人としての脱出だから。しかし、老ケン・ローチは、今回はこういう形で自分の孫世代の若者たちを励まそうとしたのだろう。観終った気分は爽快であった。 もうひとつ嬉しいこと。ローチさんはもしかしたら酒好きなのではないか。ハリーが若者たちを見学に連れて行った郊外の造り酒屋(もちろんウイスキーのです)で、蒸留過程を説明するふっくらした女性従業員の、いかにも私はこの仕事が好きなんですという表情をご覧なさい。清酒とウイスキーの違いはあれ、酔流亭まで嬉しくなった。 ※過去のローチ作品について書いた感想の過去ログです。 ☆『映画「麦の穂をゆらす風」(ケン・ローチ監督)を観る』(06年11月25日) ☆『民営化された戦争で ~映画「ルート・アイリッシュ」』(12年4月10日) ■
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by suiryutei
| 2013-04-26 09:34
| 映画・TV
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沖縄在住の芥川賞作家、目取真 俊さんがこの土曜日、HOWS(本郷文化フォーラムワーカーズスクール)に来て話をしてくれます。 テーマは 「『主権回復の日』政府記念式典と沖縄の怒り」 酔流亭はつい最近、この人の短編『軍鶏』(タウチーと読みます)を読んで衝撃を受けたばかり。講談社文芸文庫『現代沖縄文学作品選』に収められている。当日は話を聴きに行くつもり。 4月27日(土)午後1時~ HOWSホール(文京区本郷3丁目38-10さかえビル2階) 会費 1500円 詳しくは、ここを見てください。 http://www3.ocn.ne.jp/~hows/medoruma.pdf ■
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by suiryutei
| 2013-04-24 05:59
| ニュース・評論
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2月に大阪の「在特会」(在日特権を許さない市民の会)が鶴橋駅の周辺(在日朝鮮人が多く住んでいる地域)でデモをしたとき、このテのデモの常連である女子中学生が「いつまでも調子に乗っとったら南京大虐殺じゃなく鶴橋大虐殺を実行します」と絶叫したそうだ。 背筋が寒くなりますね。 右翼であれ民族派であれ、多少なりとも良識があれば周囲の大人がたしなめたろう。「そこまでは言うな」と。ところが、その場にいた「在特」の大人たちは喜んでエールを送ったという。 つくづく見下げ果てた連中である。もっとも南京虐殺を中国人に対してやったのか朝鮮人に対してかの区別もつかない無知そして無恥な人たちらしいが。 その東京における同類たちが、やはり在日の人たちが多く暮らす新大久保(新宿区)で差別デモを繰り返している。やはり「殺せ」を連呼するのだという。ほうってはおけない。 で、今日、その現場に行ってきました。この悪質な差別デモに対する抗議行動が急速に拡がっているのである。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() さて今日は連れ合いのバースディ。帰路、三河島の[苺屋]に寄ってケーキを買い、さきほど帰宅しました。 抗議行動に参加の皆さん、お疲れさまです。レイシスト(差別主義者)を圧倒しましたね。 ※関連する過去ログとして ☆『愛国を言い訳に差別を楽しむな』(13年3月27日) ■
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by suiryutei
| 2013-04-21 18:35
| ニュース・評論
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郵便トラックの女性ドライバーのことを書いた。 すると昨日、昼間の勤務を終え午後6時過ぎに職場の通用門を出ると、彼女の運転するトラックも局を出るところ。 気づいて運転席から手を振ってくれる。こちらも、さしていた傘を振った。こんなふうに職場の外で顔を合わせるなんてことは滅多にないのに、それがブログに書いた翌日のこととは。 “ブログの神”が微笑んでくれたのかしら。 ![]() それにしても、そのとき時刻は午後6時をまわっている。彼女はその日も早朝6時過ぎにいちど局に郵便パレットを取りに来ているはずだから、12時間が経っている。あれから車庫に戻って“上がり”になるのだろうか。土曜も日曜もない長時間勤務である。 ※関連する過去ログとして ☆『郵便トラック運転手の拘束時間は』(13年4月19日) ■
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by suiryutei
| 2013-04-21 09:52
| 身辺雑記・自然
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酢流亭が勤務している郵便局に寄る郵便トラックには女性ドライバーもいると去年9月18日の日記に書いた。そのうちの一人にアメ玉を貰ったことがあることも。 酔流亭が泊り勤務をやっているときは明け方の午前6時過ぎにトラックを発着ホームに着ける。そんな早い時間なので、てっきり彼女も泊り勤務をやっているものと思っていた。 そうでないと知ったのはアメ玉の話を書いた後すぐのこと。酔流亭の勤務は泊りが続いた週の次は昼間の勤務が続く。こうして、ほぼ一週間ごとに夜と昼の勤務が交互する。その昼間の勤務のとき彼女は午後4時過ぎに姿を見せるのである。早朝は近くの○○局に運ぶ郵便パレットを取りに来るのだが、夕方は近県にある○○局からパレットを運んでくる。 その早朝6時過ぎと夕方4時過ぎの間は10時間である。もちろん酔流亭の職場に6時過ぎにトラックを着けるためにはもっと早い時間に車庫を出なくてはならない。月末の金曜など道路が混んでいるときは夕方の到着は5時近くになることもある。そして我が局にパレットを降ろしてすぐ彼女の勤務が終了するとも限らない。 すると、この人の労働時間(拘束時間)は何時間になるのだろうか。 「待機時間が結構あるんですよ」とは本人から聞いたことがある。しかし待機時間だってこの仕事に拘束されているのだ。 朝も夕方も疲れた顔など決して見せず、いつも爽やかな笑顔である。滅多に休まない。学校に通っている子どもが二人いて、携帯に貼り付けたその子たちの写真を見せてもらったことがある。可愛い子どもさんだ。お母さんがそもそも美人。 郵便トラックでの輸送は、株式会社「日本郵政」の下請け業界ということになる。時短はじめ働いている人たちの労働条件がもっと改善されなければ。 ※関連する過去ログとして ☆『アメ玉』(12年9月18日) ■
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by suiryutei
| 2013-04-19 20:40
| ニュース・評論
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一昨年から去年にかけての『カーネーション』もそうだったが、NHKの朝ドラは放送時間が朝なのにもかかわらず酒の場面が案外おおい。いまやっている『あまちゃん』の今朝の放送ではヒロインの母親(小泉今日子さん)と祖母(宮本信子さん)が一升瓶から湯呑に酒を酌んで飲んでいた。この親子、ドラマのスタートから険悪な仲だったのが、ここへきて変化の兆しがある。 それにしても『あまちゃん』ではキョンキョン(小泉今日子さん)の存在感が圧倒的ですね。ヒロインの母といえば5年前『ちりとてちん』での和久井映見さんもよかったけれど。 いや今日の話題は歴代朝ドラの比較あるいは批評ではない。一升瓶のことである。 もう10年くらい前であろうか、川上弘美原作の『センセイの鞄』が映画化されたときヒロイン・月子を演じたのは小泉今日子さん。「沢乃井」の一升瓶を横に置いて胡坐をかいて飲んでいる場面があった。アイドル時代はさして興味なかったのに、あの場面を観て以来、酔流亭は彼女のファンです(そういえば『あまちゃん』のヒロイン能年玲奈ちゃんもよく胡坐をかく)。 映画での「沢乃井」はもちろん青梅の地酒。今朝のドラマでは、NHKのことだから実際の銘柄を出すわけにはいかないね、ナントカという架空のラベルが一升瓶に貼られていた。 今朝の朝刊に載った「TVランキング」によれば『あまちゃん』は視聴率20.6%で開始二週目にしてトップに躍り出た。ルーツが岩手である酔流亭としては嬉しいことです。 ■
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by suiryutei
| 2013-04-18 12:45
| 映画・TV
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今月1日にツバメを見かけたと3日の日記に書いた。ところが数日前のTV気象情報によれば、今年、都心でツバメが初観測されたのは8日のことだという。 酔流亭が1日に見たのは我が地元・我孫子にてであった。泊り勤務明けの帰り、最寄駅から自宅に歩いているときだ。ツバメは我が町に、都心より一週間も早く飛来していたのである。 我孫子は東西に細長い地形で、腹に手賀沼を抱え背を利根川が流れている。住宅地を離れれば水田が広がる。たしかに野鳥が生息するにいい環境だ。 しかし、3.11以降、放射能のホットスポットである。鳥たちはそれと知らず飛来する。一昨日の朝日朝刊『歌壇』に、我孫子在住の坂谷三雄という方がこんな短歌を寄せていた(撰者・佐々木幸綱氏)。 セシウムに汚染といえど手賀沼は沼面に春日揺らぐ小波 見た目の風景には何の違いもない。しかし、今年わが家の柚子は実の生りがここ数年で一番よかったけれども食用にすることはできなかった。いつか何十個も生った年、つれあいはそれで一冬分の柚子ジャムを作った。煮ているとき何ともいえない良い香りが台所に漂ったものだ。今年の柚子は枝で朽ちていきながら晩春の陽射しを浴びている。 ■
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by suiryutei
| 2013-04-16 15:24
| 身辺雑記・自然
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この春は、満天星の花の付きがいいように思う。下の写真はご近所で。 ![]() ![]() ![]() おたのしみに。 ■
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by suiryutei
| 2013-04-15 10:09
| 身辺雑記・自然
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何度も告知してきましたが、「ウェブ伝送便」に詳しいご案内がUPされていますので、貼り付けておきますね。 テーマは「働くって何?」。講師は小幡道昭・東大経済学部教授。テキストは『資本論』第一巻五章を使います。 http://densobin.ubin-net.jp/index.html ■
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by suiryutei
| 2013-04-12 17:14
| ニュース・評論
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