新人事制度 大阪での報告①~③
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郵便局では<「You-Tube,、2ちゃんねる、yahoo知恵袋、ブログ等の掲載や投稿は過重な問責を加える」という職場周知>が行われたところがあるらしい。Usay-net(『伝送便』)の情報である。<特定秘密保護法案>強行の動きに乗っかってもいるのだろう。このブログの20日付け記事(『安重根』)にフーテンさんが寄せてくれたコメントによれば、14日の衆院国家安全保障特別委員会では「ブロガー処罰 政府否定せず」という答弁がされたそうだ。 それにしても、隣国との険悪な関係をことさらに作り出し、「日本を守るために必要」とおっかぶせてくる。見え透いた茶番である。 国会前での抗議・座り込みには酔流亭の友人たちも参加している。酔流亭はずっと勤務で参加できず申し訳ないことだった。遅きに失しているけれども法案に反対の意志を記しておく。 ▲
by suiryutei
| 2013-11-27 08:55
| ニュース・評論
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一昨日、泊まり勤務に出勤の途中に撮影。地元の駅前です。 ![]() はや年末気分か・・・。 もっとも昨日の夜やはり泊まり勤務で通ったときは、もう真っ暗な時間だったのに灯は入っていなかった。前日はまだ「試運転」だったのかな。 携帯で写真を撮ると、このごろボケるんです。キレイに撮れてなくて、すみません。 ▲
by suiryutei
| 2013-11-26 16:58
| 身辺雑記・自然
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朝日新聞に『証言そのとき』という連載がある。 “功成り名を遂げた”人たちにインタビューして思い出話を語ってもらうわけだが、連合初代会長の山岸章氏(全電通出身)が先週から登場している。今日(11/25)朝刊は、その第二回目だ。 「正直にお話したいことがあります」と前置きして、彼はこんな本音を語るのである。 正直にお話ししたいことがあります。1989年、連合の初代会長に就任するにあたり、これまでは「やりたいと頼んで歩いたわけではない」と対外的には言ってきました。しかし、実を言えば、会長ポストに就きたい、という思いが強かったのです。 こうして彼は、民間労組からの支持が強かった藁科満治氏(電機労連出身)と激しく争って(お互い熾烈な多数派工作をやりあったらしい)初代会長の座を射止めるのだ。 この先を読んでも、その多数派工作をどうやったかについてはあれこれ述べているけれども、そもそもなぜ会長を目指したか動機はそれ以上のことは言っていない。 つまり労働運動史に足跡を残すことと自分の組合活動人生の有終の美を飾りたいということである。 人事争いや権力抗争の全てを否定するつもりはない。自分の為したい目的があって、トップに立たなければそれを達成できない、という場合もあるからだ。 しかし、自分の立身や名誉欲が一切の動機とは。 連合が誕生した1980年代末とは、労働現場では過労死がそろそろ頻発し出した時期である。熊沢誠さんの労作『働きすぎに斃れて』には「過労死の1980年代」と題する一章があるくらいだ。 そのとき、働くものの代表として経営側と向き合うべき第一人者であるはずの人の胸中では、そんなこと二の次三の次だったらしい。 まことに心を寒からしめる。竹内結子さん演じる労働基準監督官ダンダリン(段田凛)をすこしは見習ったらどうか。 ▲
by suiryutei
| 2013-11-25 16:00
| ニュース・評論
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酔流亭も会員になっている「郵政非正規社員の『定年制」無効裁判』を支える会」が以下の集会を開催します。 ●11月28日「65歳解雇裁判」と郵政争議の勝利をめざす集会」 〜郵政内外のすべての闘いと連帯して一緒に勝利をつかもう〜 日本郵政は、多くの労働争議・裁判を抱える企業です。 後付け就業規則による「65歳解雇」裁判、組合つぶしの目的で 行われた「再雇用拒否事件」、配転によって自死に追い込まれた 「さいたま新都心郵便局過労自死事件」、女性非正規社員の 「パワハラ・セクハラ裁判」など、20件以上の争議が闘われています。 日本郵政の不当な行為を許さず、「内外のすべての闘いと連帯して ともに勝利をつかもう」との趣旨で、表題の集会を開催します。 多くの皆さんのご参加をお願いします! 「65歳解雇裁判」と郵政争議の勝利をめざす集会」 時:11月28日(木)午後6時30分(6時開場) 所:麹町区民館(千代田区麹町2−8)洋室A・B 地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩5分 地下鉄有楽町線 麹町駅徒歩5分 地図http://www.city.chiyoda.lg.jp/shisetsu/kuyakusho/002.html 主催:郵政非正規社員の「定年制」無効裁判」を支える会 ●11月27日「郵政65歳裁判 第11回口頭弁論」傍聴のお願い 時:11月27日(水)午後2時 所:東京地裁527号法廷 報告集会:弁論終了次第 弁護士会館507号室 ★この裁判について詳しくは、こちらを。 http://www.ne.jp/asahi/post/union/65/ そういえば今日は「勤労感謝の日」。すべての人に「働く権利」の保障を! ▲
by suiryutei
| 2013-11-23 17:35
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大阪での『伝送便』全国編集委員会のあと岡山に足を伸ばすことになった。かの地には『伝送便』の読者が少なくない。その人たち何人かと会ってきた。 それは18日月曜の昼間のこと。そこで17日の夜は岡山周辺に宿をさがした。 4・28の池田実さんと二人である。彼がスマホを活用して、まずは手頃な温泉宿でもないかと探す。しかし、その日のことであるから、なかなか見つからない。行楽シーズンだからね。 ところが、何軒も断られて、つぎにダメ元で連絡してみた[アイビースクェア]に空室があったのだ。倉敷の「美観地区」にある、あの人気ホテルがよく空いていたものだ。 ![]() ![]() ![]() ところが見当たらないのですね。あちこちまわった挙句、まだ灯りがともっていた民家で尋ねたところ「廃業して今そこは更地になっている」。 でも、おかげで美観地区とは違う裏通りを隅々まで歩くことができた。これこそ行き当たりばったりの旅の醍醐味である。 それに、居酒屋をさがすという行為においてさえ池田実さんには簡単には諦めないという粘り強さがある。やっぱり28年間闘って勝った人は違います。 で、われわれが暖簾をくぐったのは[しんすけ]という店であった。穴子の白焼きとシャコのから揚げがじつによかった。ママカリも食べたよ。 ![]() ▲
by suiryutei
| 2013-11-21 15:46
| 身辺雑記・自然
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先ほど朝刊を開いて驚いた。 朝日新聞では4面に載った小さな記事である。 ![]() これに対して韓国外務省の高官が「日本の帝国主義時代に伊藤博文がどんな人物だったのかをふり返れば、官房長官発言はありえない」「安重根義士は我が国の独立と東洋の平和のために命を捧げた」と反発した。 さらに昨夕、菅官房長官は韓国側の反応について「ずいぶんと過剰反応だなと思う。従来の我が国の立場を淡々と言っただけだ」と述べている。 韓国側の反発は過剰であろうか。 安重根の行為(伊藤博文暗殺)を植民地支配の非道に対する正当な抗議だと酔流亭は考えている。伊藤博文という政治家の全体をどう評価するかとは、これは別の話だ。初代韓国統監としての伊藤が植民地支配のシンボル的存在であったのは間違いないのだから。韓国の現政権にナショナリズムを煽ろうとする思惑があることは、それはそれとして冷静に見ておくべきことだろう。しかし、安重根は少なくとも犯罪者と切って捨てられるような人物ではない。 ここから窺われるのは、植民地支配という加害責任に対する日本政府の自覚の乏しさだ。一番の問題はここにある。 ▲
by suiryutei
| 2013-11-20 09:44
| ニュース・評論
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前回記事を更新したのは15日。今日はもう19日だから、丸々3日休んでしまった。 土曜から日曜にかけて『伝送便』の全国編集委員会が大阪であり、そのあと岡山にも足を伸ばしたため家を空けていたのです。昨夜遅く帰宅した。 その大阪に滞在していた17日、朝日新聞朝刊が年賀ハガキの自爆営業の問題を取り上げた。 ![]() 私たちの全国編集委員会で前日の午後おこなった職場報告の突合せでもノルマ一人7千枚というのが多かった。最高は大阪のある局が1万5千枚である、また翌日、岡山で聞いた話では9千枚というのがあった。だから、朝日新聞の記事は誇張ではなくかなり正確なところを伝えている。じつは朝日新聞の記者は先日、わが伝送便事務所に取材に来ている。 土曜の夜は一日目の会議を終えてから吹田市にあるお寺の宿坊に泊まりこんでいたのだが、編集委員の面々は朝起きて早速コンビニに走って朝日新聞を買い、詳しく報道されていることを喜び合った。 ![]() 17日付け朝日新聞朝刊記事はこれ。 http://www.asahi.com/articles/TKY201311160626.html ▲
by suiryutei
| 2013-11-19 13:55
| 身辺雑記・自然
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映画『ハンナ・アーレント』を観る前に昼食を摂った。上映している岩波ホールは神田神保町にある。すぐ近くの[ランチョン・ビアホール]に行くことにした。 ランチ(日替わりで、その日はメンチカツだった)と、それにやはりビア・ホールだから生ビールを一杯。 ビア・ホールのビールが美味いのは注ぎ方が上手いからだろう。ジョッキの3割近くを占める泡がじつにクリーミィである。 ![]() そういえば、つい最近、吉田健一の名前を活字で見かけたぞと、記憶をたぐっていくと今月5日の朝日新聞夕刊であった。 小説家の池澤夏樹さんが同紙で連載(月一度くらいかしら)しているエッセィ『終わりと始まり』に出てきたのである。その回のタイトルは『怒りはどこへ行った』。吉田の名が出てくるところを引用しますね。 フランス革命の後の王党派の反動に対する文化の側の憤りがロマン主義を育てた。ベートーベンにあってバッハにないもの。粗雑で、たった一歩でも横に寄った位置から見れば滑稽に見える。だから例えば吉田健一は十九世紀のヨーロッパを否定した。 保守にしてリベラルにして寛容。 いいかもしれないが、そこに欠けているのは怒りだ。 (中略) だが、化け物のような国際資本に吸血される貧しい国々を思うと、あるいは浮かれる自民党政権とこの国の格差拡大や最下層の困窮を思うと、怒りもまた自分の中の大事な資質であると気づかざるを得ないのだ。 池澤さんのこの連載エッセイを酔流亭はいつも舌なめずりするように愉しみに読んでいる。今回はことに共感した。その前のところでベートーベンだのバッハだの音楽の話になっているので、初め吉田つながりで吉田秀和のことを言っているのかと誤読しかけたけれど、あの音楽評論家が19世紀のヨーロッパを否定していたなんて聞いたことがない。読みかえしてみたら英国好きの文学者のほうであった。 ![]() ![]() ▲
by suiryutei
| 2013-11-15 08:59
| 酒・蕎麦・食関係
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ハンナ・アーレント(1906-1975)は『全体主義の起源』などの著作で現代思想界に大きな影響を与えている政治思想家である。酔流亭は彼女の著作は未読だが、その名前だけは知っていた。映画が取り上げるのは、アイヒマン裁判との関わりだ。 アドルフ・アイヒマン(1906-1962)はナチス親衛隊の幹部(最終階級は中佐)としてホロコーストに関与した。ユダヤ人の列車輸送などを指揮したのである。ナチス滅亡後アルゼンチンで逃亡生活を送っていたところをイスラエルの諜報機関が身柄を確保して同国に連行、世界が注視する中で裁判が始まった(1961年)。アーレントは自ら志願して雑誌『ニューヨーカー』の特派員となって裁判を傍聴した。ユダヤ系ドイツ人である彼女も危うくホロコーストから逃れた人。亡命先のフランスで抑留キャンプに「敵性外国人」として収容され、脱走した体験を持つ。 映画では、アイヒマンの裁判の様子を写す白黒映像が時折挿入される。実写であろうか。そこでの被告アイヒマンは、小心翼々とふてぶてしさが同居しているようである。自分は命令に従っただけだから、したがって虐殺に責任は無いと言うのである。責任は命令を下した者だけが負えばいいと。責任観念の放棄。ハンナはこれを「悪の凡庸さ」と呼んだ。 ところが、このアーレントのリポートがユダヤ人社会にハレーションを引き起こす。あの極悪人を表現するのに凡庸とは何事か、ナチスの加害性を曖昧にするつもりか、と。 朝日新聞夕刊に過日載った佐藤忠男氏の評は、「感動的で厳しい映画」と賛辞を贈った上であるが、ハンナとユダヤ人社会の食い違いが「あまりくわしくは説明されていないのが、この作品の弱点」と述べる。私の場合は、映画を観る前に高橋哲哉氏がこの問題に言及した文章(『戦後責任論』講談社学術文庫に所収)を読んでいたのが理解の助けになったかもしれない。 傍聴を始めるや、ハンナはまず、この裁判に影を落とす政治性に気づく。アイヒマンの行為に直接は関係のないホロコーストの生き残り達を次から次へと証人台に立たせて、これでもかと凄惨な事実を語らせたのには、ホロコーストの被害者イスラエルというイメージを創り出し、国民統合にも利用したいというイスラエル政府の思惑があった。 つぎに、しかしまさにそれらの証言を通じて、ナチス政権下のユダヤ人社会にも、その指導的の中においてナチに協力的な部分も存在していたことが明らかになるのを彼女は見落とさない。ナチスの加害性は揺るがせにしない上で、ユダヤ人社会にあったそういった問題からも目を逸らせてはならないのではないか。これが彼女の言わんとしたことであろう。ところが、(映画に従えば)圧倒的に多くの人々は、こうした指摘は加害と被害の関係に混乱をもたらすものと受け取ったようなのだ。 こういった問題は、形を変えて私たちのまわりにもある。運動内部の欠点や弱点を指摘すれば「敵を利する気か」という言葉がすぐ飛んでくるといったような。ややこしいのは、たしかに「敵を利する」結果になる場合(動機はどうであれ)もあること。真摯な問題提起と利敵行為とを見分けるのは、なるほどそんなに簡単なことではない。 それにしても、なんとなくおっかなそうで敬遠していた女性思想家が、観終った後いくらかは身近に感じられるようになった。映像作品の功徳である。 http://www.cetera.co.jp/h_arendt/ ▲
by suiryutei
| 2013-11-14 10:06
| 映画・TV
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by suiryutei
| 2013-11-11 18:27
| 身辺雑記・自然
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