新人事制度 大阪での報告①~③
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昨夜、久しぶりに夢を見た。いや、夢は毎日見ているのだろうが、こんな鮮明に記憶に残ったのは最近は無い。それもヘンな夢なのである。 車を運転していた。どうも成田街道らしい。ということは成田山に初詣にでも行くところだったのだろうか。スピード違反で警官に呼び止められてしまった。ネズミ捕りをやっていると気付いたとき慌ててブレーキを踏んだのだが遅かったようだ。 それで、車から降りて警官に違反キップを切られている最中に、停めてあった酔流亭の車に大きな車が乗り上げた。トラックみたいな大きさであるけれども、それも自家用車であって、酔流亭の車を踏んづけるようにして乗り上げた。 このあたりが夢であって、いかに酔流亭の車が小さくても、現実なら他の車に踏んづけられるようなことはありえない。しかし夢の中では酔流亭の車はペシャンコになって、乗り上げたほうの車はピンピンしているのである。しかも運転していた男は横柄なヤツで自分の非を認めない。それで、先ほど違反キップを切られた警官のところにこいつを引っ張っていこう・・・としているうちに夢が途切れてしまった。あの先、どうなったのだろう。 目覚めて、はや大晦日である。この夢が年が明けてからでなくてよかった。こんなのが初夢では面白くない。 さて、この一年間、酔流亭のつぶやきにおつき合いくださって、ありがとうございました。最後はまったくおかしなつぶやきになってしまいましたが、皆さんは良い初夢を見られますように。 どうぞよいお年を。 #
by suiryutei
| 2005-12-31 09:46
| 身辺雑記・自然
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Comments(6)
この一年の世相を象徴するような場面は何であったろう。色々あって、とてもひとつには絞れないだろうが、酔流亭なんかがまず思い浮かぶのは、近いところでは今月14日にクアラルンプールで開かれた東アジア・サミットでの閉会後の小泉総理の記者会見だ。「戦没者を追悼して何が悪いのか。まったく理解できない」と述べて、靖国参拝に反対する中国と韓国を強く批判した。 言うまでもなく、中韓両国は追悼がいけないと言っているのではなく、それを靖国でやることに反対しているのである。また靖国神社が先の戦争の記憶と強く結びついているのは総理も承知していることだ(であるからこそ、参拝にこだわるのだから)。ならば、その戦争を仕掛けられた側・植民地として支配されていた側がこの問題に敏感にならざるをえないのは、理解するのにそれほど困難なことではない。つまり総理は理解できないのではなく、理解しようとしないだけだ。立場を異とする相手に対するとき、「相手の身になって・・」などと考えたら最後、どこまでもつけこまれてしまうという警戒が先にたつのだろう。 外交のことだけではない。この他者へのまなざしの乏しさに並行して、世の中の格差拡大・二極分解がすすんでいる。銀行は今年、バブル期以上の利益を上げたという。企業の経常利益は01年の28兆余円に対して今年は44兆余円にふくれあがった。その一方で家計の可処分所得は01年の42万千余円から今年は40万3千余円に縮む。それでも40万も使えるのはいいほうで(我が家はこんなに使っていないよ)、生活保護世帯は01年の77万余から今年は100万を大きく突破した。竹中財政大臣は「世の中が上向きになってきた」指標として高級レストランに客が戻ってきたことを挙げるけれど、竹中さんが普段行きつけているようなレストランには、国民の多くは一生足を運ばないだろう。 しかし小泉総理や竹中大臣にとっては生活保護世帯もリストラされた労働者もまったく別の世界の人だ。外交と同じく、ここでも相手の身になったりすれば「改革」が断行できなくなるという非情さが先にたつ。そうやって醸しだされるギスギスした風潮には、身近なところに敵を作って叩くというバッシング手法が受けるのである。 どうも憂鬱な話ばかりだ。しかし酔流亭個人のことで言えば、今年は新たな知己を得ることができた良い一年であった。外ではいかに寒風が吹いても、春風駘蕩たる気分を失わずに新しい年に進み出たいものである。 #
by suiryutei
| 2005-12-30 11:52
| ニュース・評論
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Comments(2)
23日の日記「年末死闘編」に、酔流亭のレスも含めて20近いコメントが入っている。このブログではこれまでで最高だろう。 発端は、大塚の[岩舟]で忘年会をやったことに対して、謎野さんがやはり大塚にある居酒屋[江戸一]を詠んだ歌をトラックバックしてくださったことではないだろうか。そのひとつに、こういう歌がある。 「江戸一」に通い始めて三十年会わずに終わる田村隆一に 詩人・田村隆一は「江戸一」の常連だったのだろう。 そこで、酔流亭も謎野さんのブログにお邪魔した。 「ロージナ」にたまに出かけて三十余年一度だけ見た山口瞳 どうも謎野さんの歌と並べるとますます恥ずかしいのであるが、国立の[ロージナ茶房]が山口瞳の行きつけの店であり、そこで生前の彼を一度見かけたことがあったので。 見てのとおり、名詞を入れ替えただけで返歌にも何もなっていない。まあ酔流亭には三十一文字を操る才能が無いので勘弁してください。 しかし、これに謎野さんがお知り合いの方のブログを紹介してくださった。山口瞳の「私の好きな歌」という文章のことがそこに論じられている。勉強になった。その「好きな歌」とは吉野秀雄の歌なのだが、酔流亭は山口の文章にしても吉野の短歌にしても、ザッと読み流してきただけであった。読むという行為にもっと真剣に向き合わなければならないと教えられた。 この「私の好きな歌」は、山口瞳著『旦那の意見』(中公文庫)に載っている。比較的短いエッセイを集めたこの文庫本の、その前のページは「三枝博音先生のこと」という文章。三枝は山口が通っていた鎌倉アカデミアの学長だった。そこのこんなくだりが酔流亭は好きである。 「・・・学問のことは私にはよくわからないが、三枝先生が、なくなった服部之総さんや林達夫さんと話し合っているのを見るのが好きだった。なまけ者の私は『哲学を学ぶことはできないが、哲学を愛することは出来るよ』という先生の口ぐせが好きだった」。 吉野秀雄も服部之総も林達夫も鎌倉アカデミアの教授だった。戦後の廃墟のあとに生まれたこの学校は、大学になる認可も下りないまま数年で廃校になったようだが、山口瞳青年はずいぶん贅沢な時間をここで過ごしたと思われる。 さて、上記の引用文に名前が出てくる思想家・林達夫に『思想のドラマツェルギー』という対談集がある。久野収という優れた対話者を得て、古今東西さまざまな話題を縦横に語っている。その久野収の未亡人が[ゴンドラ]のパウンドケーキをお好きだということを酔流亭はsakuraasakoさんの日記で知った。我が家が今年のクリスマスに食べたのも、このパウンドケーキであった。 asakoさんの日記になんでこのことが出てくるかというと、そこには人と人との出会いのとても良い話がある。 ・・・どうも居酒屋のことから始まって、お菓子の話に行き着いた。酒もお菓子も、酔流亭はどちらも好きである。 #
by suiryutei
| 2005-12-29 10:01
| 酒・蕎麦・食関係
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昨夜は蕪水亭旅行会の忘年会。錦糸町の蕎麦屋「花や」にて。 飛騨古川の旅館「蕪水亭」への年一度の旅行は、もう6~7年、同じメンバーで固定している。男ばかり4人である。これに昨夜は「花やなら私も行きたい」という女房が飛び入りで参加した。 「花や」は肴が気が利いている。昨夜のことで言えば、きのこと地鴨の鍋とか深川豆腐(湯豆腐の浅蜊仕立て)は寒い晩にピッタリだ。これは酒がすすんでしまう(毎度のことですが)。「北雪」「国香」「獺祭」その他いろいろ飲んだ。「八重桜」という焼酎をクイクイ飲んでいる男もいた。新潟県栃尾の名物である分厚い油揚げを焼いたのも美味しかった。最後の蕎麦は酔流亭はその油揚げを使ったきつね蕎麦にしてもらう。油揚げをたくさん食べたので狐になったような気分である。コンコン。(今日は何だかイナリ寿司が食べたくなってきたぞ)。 飛騨古川の町は今頃は雪に閉ざされていることだろう。 #
by suiryutei
| 2005-12-28 17:16
| 酒・蕎麦・食関係
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この年末始の酔流亭の勤務は、昨日のクリスマス・イブが夜勤、大晦日と元旦は泊り勤務である。まるで酒を飲む機会を酔流亭から奪うために指定されたような勤務だ(こう書くと、いかにも普段は飲んでいないみたいだが)。 で、昨夜の夜勤は夜9時半までであった。そのまえ8時半頃に最後の休息時間があったので、休憩室でテレビを点けると、ちょうど安藤美姫選手が滑っている。フィギアスケート日本選手権の実況をやっていたのだ。滑り終えたときとったガッツポーズの笑顔が可愛い。彼女の演技が終わったところでこちらの短い休息時間も終わり、あともう一汗かく。 帰りの電車は混んでいた。東京駅なんか凄い人出だ。構内の「コージーコーナー」にも人が群がっていて、ケーキを買っていく。いつものクリスマス風景である。 11時半帰宅。自室の机の上に女房からのクリスマス・カード。それとリボンのかかったお菓子の箱が。これが『ゴンドラ』のチョコレートであった。このごろ我が周辺でブームになっているチョコである。今朝、朝食の後さっそく食べてみる。とても美味しい。 今日は廊下と台所の床にワックスをかける予定。夜は地元のお店でクリスマス・ディナー。 #
by suiryutei
| 2005-12-25 10:38
| 酒・蕎麦・食関係
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