新人事制度 大阪での報告①~③
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![]() 我が家の庭の南天も赤く熟した。じき小鳥たちに食べられてしまうから、今のうちに写真に撮っておいた(昨日撮影)。 で、ホームページの表紙の写真も替えました。今月は下呂温泉の蕎麦屋[仲佐]。先々月、飛騨に行った折のもの。古川の[蕪水亭]に泊るときは、行きか帰りに立ち寄るのがキマリのようになってきた。蕎麦好きが全国からやってくる店である。 拙ホームページは、こちら 「酔流亭日乗・酒と蕎麦の日々」 です。 追記。 夕食を摂っていると、TVニュースの気象情報が寒波の接近を告げている。土曜・日曜はだいぶ冷え込むそうだ。 牛鍋に酒酌み交わしつつ冬に入る 酔流亭 #
by suiryutei
| 2005-12-01 18:18
| 身辺雑記・自然
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今週は泊り勤務が続く。 昨日の夕方、出勤するとき身体がすこしだるくて鼻がグズグズする。それで風邪薬を持って出て、夜9時過ぎに職場で弁当を食べた後に飲んだ。それが効いてきて、鼻水など風邪の諸症状は緩和されたが、今度はやたら眠くなってきた。 泊り勤務は、もともと眠気との闘いみたいなものだけれど、風邪薬には軽い催眠作用がある。これには参った。明け方、薬の効き目も切れてきただろう頃に勤務終了。帰宅してから酔流亭本来の薬(お酒のことです)をすこしだけ飲んで寝る。寝ている間に一汗かいて大分ラクになった。 『戦後日本の思想』という本(久野収・鶴見俊輔・藤田省三の三氏による対談。中央公論社)を読み返している。一昨年、古本屋でみつけて一度読んだのだけれど、よく消化しきれなかった。改めてぶつかってみてもやはりむずかしい。1959年の刊行。 久野収氏は数年前に、三人の中で一番若い藤田省三氏も一昨年亡くなった。鶴見俊輔氏はまだお元気である。藤田氏が死んだ後、多田道太郎氏が「秋の蚊に神田の藪でさされつつ」という句を詠んで悼んでいる。関西にお住まいの多田氏が上京した折など、東京の老舗蕎麦屋で酒酌み交わすことがあったのだろう。 #
by suiryutei
| 2005-11-30 17:22
| 身辺雑記・自然
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『世界』という中国の映画を観てきた。高度成長を続ける現代中国での若者たちの生活が垣間見える。 北京にある、世界中の建物のミニチュアを集めたテーマパークでヒロインは働いている。エッフェル塔とかビックベンとか貿易センタービル(あの9.11で破壊されたやつ)とかスフィンクスを小さくした模造品が並び、「一日で世界を一周できる」がその公園の謳い文句らしい。ヒロインはそこのアトラクション・ステージのダンサー。公園の警備員をしている彼氏がいる。彼らの日常は淡々と、しかし小さな出来事が起きながら続いていく。 漂っているのは、或る種の閉塞感である。なんとなく満たされていない。男のほうは別の女と逢ったりしているし、女のほうも金持ちの男に誘われて揺らいだりする。 どこの国の若者も一緒だなあ、と思う。そういえば彼らも携帯で連絡を取り合う。日本の同世代と同じだ。都市部の高成長の一方で地方が荒廃していっているらしいことも、格差がどうしようもなく開いていることも。 この映画、昼間観る予定だったのだけれど、上映は夕方からの回であることが当日、銀座で友人たちと集まってからわかった。それで映画の前に[ライオン]に行った。銀座のシンボルのひとつのような有名なビアホールだが(ランチタイムは安い)、酔流亭は初めて入った。タイル張りの壁。店内は銀座の歴史を感じる。生ビールと黒ビールを交互に飲む。映画の始めのほう10分くらい、寝てしまった。 #
by suiryutei
| 2005-11-29 10:10
| 映画・TV
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夢八さん、刑部しおんさん、女房と酔流亭の4人、白金台の[三合菴]で蕎麦屋酒を愉しんだ。 夢八さんは勤めていた会社をやめてから、一年間、ご自分で蕎麦屋を開いていた。「夢八」というのは、そのときの店名である。客が増えて忙しくなりすぎて一時体調を崩し、店を閉じた。現在は元々のキャリアを活かしながら、悠々自適になさっている。 刑部しおんさんは先週[義蕎]でもご一緒した。若いのに味覚に優れ、旅や温泉を愛する。こちらも人生の愉しみ方を知っている人だ。 このお二人に女房を加えた蕎麦談義はおおいに盛り上がる。、酔流亭は盃を重ねながら傾聴する。酒は「緑川」と「雪譜」。どちらも新潟の酒で、「雪譜」というのは鈴木牧之の『北越雪譜』から名をとったらしい。飲み口のすっきりした酒であった。 [三合菴]の客層は今の世の中のいわゆる「勝ち組」が多いように感じられるのは、白金台という土地柄だろう。勝ち組というのは、話し声も自然、高くなる。世の中との折り合いがあまり上手でない人がひっそりと盃を傾ける、といったふうの蕎麦屋酒とは、ちょっと感じが違うように思われた。 しかし、このお店の料理も蕎麦も見事なものであった。気の合った友人とのひとときは、これも我々にとって極上の蕎麦屋酒であった。 #
by suiryutei
| 2005-11-28 09:59
| 酒・蕎麦・食関係
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仕事の帰りに、久しぶりに銀座に出てみた。すこし遅い時間である。 街は、もうすっかりクリスマスの模様になっている。並木通りなんか、街灯にサンタとかソリのネオンが。まだ11月だぞ。 プランタンの裏のあたりに、見知らぬ白い大きなビルが建った。外壁にMIKIMOTOと大きくあるのは、真珠の御木本かしら。銀座も、しばらく歩かないと、どんどん変わっていく。 [いまむら]の暖簾をくぐった。突き出しの自家製からすみなんかでビールを飲んでいると、焼き方と揚げ方を担当している板前さん(ご店主の長男)が油を熱くしている。店主ご夫婦と息子の三人だけでやっていてカウンター席しか無い店だから、板場が全部みえるのである。「あれ、次はお椀が出る順番じゃなかったかな。もう揚げ物かしら」といぶかっていると(二組いる先客は、すでに食事が終わる頃であった)、芝海老の小さな掻き揚げを作って、それを椀に入れて出汁を張るのだ。ジュワッという音が聴こえ、湯気がたちのぼる。これがすこぶる美味かった。 蕎麦屋には「天ぬき」という一品がある。天ぷら蕎麦から蕎麦を抜いたものと思えばよい。どんぶりに天麩羅を入れ、熱いかけ汁を張る。寒いときなんか、これで燗酒を飲むと旨い。品書きに書いてなくても、混んでいないときなら頼めばたいてい作ってくれる。ちょっと気取って「天吸い」と呼んで品書きに載せている店もある。 この夜[いまむら]で食したお椀は、この「天ぬき」ないし「天吸い」を懐石の板前がいっそう洗練させたもののように思われた。ちょっと贅沢をした。 後は尼鯛を使った蒸し物とかで、すこし飲む。時間が遅かったから、早目に切りあげた。ボーナスが出たら、そのうち、ゆっくりと・・・。 #
by suiryutei
| 2005-11-26 17:34
| 酒・蕎麦・食関係
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