新人事制度 大阪での報告①~③
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■2004/09/10 (金) 13:31:33 猛暑効果? 昨日はビールも買ったのであった。マルエツの酒売り場でエビス大瓶を1ケース。この夏はビールをよく飲んだなあ。 経済関係の新聞記事なんかで「猛暑効果」という言葉を今年はよく目にする。ビールが売れる。エアコンや冷蔵庫を買い換える客が多い。電力消費も上がって、それが景気を刺激して成長率のアップになるのだという。 景気がよくなるとか経済成長と聞くと、なんとなくよいことのような気がするけれど、考えてみるとこの夏ビールをたくさん飲んだことは酔流亭家の家計をかなり圧迫したのである。ボーナスも減らされているのにエアコンを買い換えた家庭は大変だと思う。つまり猛暑効果というのは消費者の家計を犠牲にしてビール会社や家電メーカーが儲けることであったか。 今日の朝刊によれば「7月の実質雇用者所得は、前月比0・8%減。前年より増えると予想された夏のボーナスも中堅・中小企業を含めた全体では前年と比べて約3%の減少で、増加したのは大企業を中心に好調な一部企業にとどまった」(朝日新聞11面)ということである。かくて猛暑の夏去って格差拡大・二極分解はいっそう進んでいくようである。 #
by suiryutei
| 2004-09-10 23:20
| ニュース・評論
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■2004/09/09 (木) 18:48:54 キスマーク 水上勉の小説で最初に読んだものは『越後つついし親不知』だったかと思う。20代のことだ。たしか酒造りをする杜氏が登場すると聞いて読んでみたのだと記憶する(あるいは違う作品かもしれない。このあたり記憶がはっきりしない)。 水上の作品は原作よりむしろ映画化されたもののほうに親しんでいる。『飢餓海峡』(内田叶夢監督)は映画史に残る傑作だろうし、『越前竹人形』も印象深い。映画になった自作がこれほど秀作に恵まれた小説家というのも少ないのではないか(いま調べてみたら、キネマ旬報の歴代ベストテンで1964年に『飢餓海峡』5位『越後つついし親不知』6位、前年の63年は『五番町夕霧楼』3位となっている)。 さて今日は仕事は休み。幹事役になっている秋の旅行会の案内状の発送を行った。コピーした案内状と出欠連絡のためのハガキを封筒に入れて宛名を書くだけの作業だし、20人足らずのことなのだが、酔流亭は不器用なので午前中いっぱいかかってしまう。昼食は自宅近くの中華へ。ここの女将さんは台湾から来てまだ日が浅い。去年暮れに赤ちゃんが生まれた。我が家には拓ちゃんが泊まりに来たときのために紙おむつが買ってあったのだけれど、そろそろ拓ちゃんには必要無くなったので、その紙おむつを中華の女将さんに差し上げる。 夕方、家の裏で草むしりをしていたら蚊がプーンと飛んできて酔流亭のほっぺたをプスッ。赤いキスマークができてしまった。 #
by suiryutei
| 2004-09-09 23:21
| 文学・書評
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■2004/09/08 (水) 09:27:49 選択のとき 1960年5月、新安保条約が衆院で強行採決された直後、故丸山真男は都内で開かれた集会で演説する。のちに『選択のとき』という題で知られることになる有名な演説である。 これまで安保条約については賛成反対いろいろな議論があった。しかし、国会であのように暴力的な形で強行採決されたことによって問題は質的に違う段階に入った。たとえ安保条約に賛成する人であっても、政府与党のあいうやり方を許してよいのか。それでは権力を持っている者はどんなことをしてもよいということになってしまう。こう丸山真男は訴えたのである。その後6月に入って安保反対の運動が大きな盛り上がりをみせたことはよく知られている。酔流亭は当時小学校にも上がらぬガキだったから自分の眼で見たわけではないけれど。 さて話は変わって2004年現在の日本プロ野球のこと。スト突入の可能性が高くなっているそうだ。 酔流亭はプロ野球をめったに観ないので、1リーグと2リーグどっちがよいかという話はよくわからない。しかしオーナー側との面談を求めた古田敦也選手会長に対して読売巨人の渡辺恒雄オーナーが「たかが選手の分際で無礼」云々と言い放ったことは聞いている。こういう無礼な暴言に対して選手たちはもっと怒っていいと思うし、ファンのみならず人々は選手たちの闘いを応援するべきだと思う。あんな言動を許せば、44年前の丸山の言葉ではないが「権力者は何をやってもいいということになってしまう」。 じつは酔流亭は近鉄バッファローズのファンである(しかしプロ野球はめったに観ないというのは本当だ。近鉄の試合がTV中継されることなど、まず無い)。だから、3年前、珍しくも日本シリーズに進出した近鉄をその打棒で打ち砕いた古田は憎っくき奴である。しかし選手会長としての彼はなかなか立派だと思う。 そんなわけで、古田がんばれ。3年前の日本シリーズの恨みは水に流して応援するぞ。 #
by suiryutei
| 2004-09-08 23:22
| スポーツ
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■2004/09/07 (火) 23:00:50 またまた台風 今度の台風も前回と同じようなコースをとって今現在、日本海沿いを北上しているらしい。前回と違うのはスピードがあることか。明日には北海道まで行ってしまいそうだ。何にせよ、被害が大きくならないことを願う。 今から120年前、明治17年も台風の当たり年だったようだ。9月15日、17日とたてつづけに関東地方を直撃し、横須賀村で家屋の全壊1800戸、半壊2300戸という大惨害が記録されている。 酔流亭がなぜこんな昔のことを知っているかというと、この年は秩父事件が起きた年だからである。先週土曜日に国立の街を散歩したことは一昨日の日記に書いたが、そのとき国立駅近くにある古本屋で『自由民権の地下水』(色川大吉著・岩波同時代ライブラリー)をみつけた。この古本屋は小さい店ながら、さすがは文教都市・国立で、いい本がよく手に入る。そこに台風のことが書いてあった。 その年は自然界の台風だけでなく、ことに関東地方では困民党の激しい闘いが続発して、遂に秩父では農民たちが武装蜂起するにいたる。まさに日本近代史における台風の年であった。 #
by suiryutei
| 2004-09-07 23:23
| ニュース・評論
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■2004/09/06 (月) 23:25:40 今夜は[夢八] 仕事帰りに秋葉原の[夢八]へ。今月の表紙のお店である。 お酒の銘柄が増えていたので、飲み比べてみる。山形・福島・栃木の酒である。それぞれ、まことに結構(銘柄の蔵元名とか味について詳しいことを書けないのは、今いい気分で酔っているからだ)。このお店は店内の調度にしても酒肴にしても、型にとらわれないのびのびしたところがあり、それがとてもうまくいっていると思う。店主ご夫妻の趣味の良さだろう。 こういうお店で飲むのは気分がよい。 で、酔っている(いつもか)ので、今夜はこれだけ。 #
by suiryutei
| 2004-09-06 23:23
| 酒・蕎麦・食関係
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