新人事制度 大阪での報告①~③
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■2003/08/03 (日) 10:40:51 手賀沼花火大会 手賀沼の花火は夜7時からなので、5時半に家を出て、まず駅近くの金寿司に寄る。生ビールと東薫(佐原の地酒)で鰯・鯵・帆立に鉄火巻き。鰯が旨いのに感心した。そして成田線で我孫子に向かったが、我孫子の駅は物凄い人だった。梅雨明けとぶつかったこともあり、過去最高の人出ではないかと思う。手賀沼公園にも屋台がたくさん出ている。 このあたりにこんなに若者がいたのかと驚いたけれど、30代・40代・50代といったあたりがほとんどいない。「花火なんか子供か年寄りが見るもんだ」ということであろうか。しかし映画館にだって美術館だって図書館だって中間的世代の特に男の姿は少ないのである。 昨日の朝日新聞に載った「日本経済の陰の人事部長」といわれるヘッドハンター氏のインタビュー記事によれば、真のリーダーたる者は「人生と仕事はニアリー・イコールという覚悟を持つべき」なのだそうだ。高度成長の終焉は「仕事人間」的生き方を見直す契機になるかと思えたが、この競争社会で生き残るには更に一段と特化された仕事中毒にならなければならないらしい。かくて勝ち組は過労死の、負け組は失業と自殺の、それぞれ予備軍へと編入されることになる。なるほど花火どころではない。「お前みたいに蕎麦だ酒だ花火だと毎日浮かれている奴のほうがおめでたいんだ」と酔流亭などは叱られそうである。 花火の帰りにまた金寿司に寄る。鮭の切り身を分けてあげると言われていたのである。ついでに生ビールをまた飲んできた。今夜の晩飯はこの鮭を我が家の奥様が焼いてくれるだろう。 #
by suiryutei
| 2003-08-03 15:07
| 身辺雑記・自然
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■2003/08/02 (土) 13:45:00 やっと梅雨明け! 今夜は手賀沼の花火大会があり、手賀沼公園に隣接する図書館は午後から閉館になるので午前中に行ってきた。 「日本はどこへ行くのか」(講談社『日本の歴史』25) 「市場」(金子勝) 「転換期の世相」(色川大吉・宮田登) この3冊を借りる。 金子勝はよく働く。慶応で教えるかたわらTVのトーク番組に出演し本は年5,6冊は書いているのではないか。自分の研究にもうすこし時間をとったほうがよいのではないかとも思うが、マスメディアでろくでもない連中がつまらないことを言い放題の中で彼の存在は貴重でもある。 色川大吉も活発な発言をしてきた学者だが年齢のこともあり(77歳)、今は「自分史」をまとめることに集中していると聞く。そもそも自分史というのは毎日出版文化賞を受賞した『ある昭和史』という作品の中でこの人が使ったことから定着した言葉らしい。それが完成するのを私はひそかにたのしみにしている。 女房はパソコン関係の本を何冊も選んできた。 「あなたもすこしはパソコンのこと勉強してね」 「・・・・ウン・・・」(声が小さくなる) 酔流亭は子供のときから理系はまるでダメなのだ。パソコンといえば理系の極致ではないか。女房にオンブにダッコするしかない・・・。 帰宅してTVのお昼のニュースをつけると、関東も今日、梅雨明けしたという。長い梅雨だった。 #
by suiryutei
| 2003-08-02 15:08
| 文学・書評
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■2003/08/01 (金) 22:02:19 御岳渓谷の夏 町田からの帰りに松陰神社ちかくの石はらに寄った。昨日のことである。 石はらはサイト仲間の蕎麦中さん推奨のお店。火曜夜の六本木竹やぶのコース料理がヘビー級だったから、一日おいてこれは爽やかな昼の浅酌となった。蕎麦屋はいろんな使い方ができるのがいい。 さて今日は青梅の御岳渓谷へ一人で出掛けてた。ここには「澤の井」の蔵元(小沢酒造)がある。多摩川のせせらぎを聴きながらひたすら「澤の井」を飲むのは独身時代から続く私の愉しみなのである。昼間っからひたすら飲むだけなのだから女房は家に残っていてもらう。こんな酔っ払いの相手を一日させるわけにはいかないじゃないですか。 御岳駅前に河鹿園という旅館がある。まず、ここで昼餉をとりながらビール1本、「澤の井」の冷酒を2合。鮎の干物を炭の入ったコンロで炙ったものなど。山里ながら料理が田舎くさくないところがやはり東京だなと思う。最後はゆりねの炊き込みご飯。これが美味しい。 それから多摩川沿いの遊歩道を沢井まで歩き、小沢酒造の庭(売店とベンチがある)でまた飲み直し。そのあと日向和田に寄って紅梅堂(吉川英治未亡人が創業した菓子舗)で梅のゼリーを買う。これはもちろん留守番してくれた女房への土産である。 少年時代を三多摩で過ごした酔流亭にとっては多摩川は「母なる川」なのである。 #
by suiryutei
| 2003-08-01 15:09
| 酒・蕎麦・食関係
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■2003/07/31 (木) 09:12:12 箱根の紫陽花と日帰り湯 一昨日は六本木のあと町田に向かい、身内の家に泊めてもらった。昨日も今日も町田からこの日記を書いている。 町田からだと箱根は指呼の距離。昨日は箱根に遊びに行った。ロマンスカーで湯本に出、そこから登山鉄道に乗って宮ノ下まで登る。今年は梅雨が長いから車窓から眺める紫陽花がまだ枯れずにいる。この日も雨だったのだけれど紫陽花は雨のほうが似合う。宮ノ下では富士屋ホテルの裏手にあるイタリアンで昼食。廃業したホテルのロビーを改装してにわかに店舗にしたような店だったがパスタは旨かった。 廃業したといえば富士屋ホテルの向かいにあった奈良屋旅館が無くなってしまっているのには驚いた。箱根というか日本を代表する温泉旅館のひとつであり、明治天皇はじめ皇族なんかも泊まった宿だった。いかなる事情によるものか。 雨のなか湯本まで戻って、ホテルおかだが最近はじめたという日帰り温泉・箱根の湯に浸かる。露天風呂や打たせの湯もあって悪くなかった。いま箱根湯本は日帰り温泉ばやりらしい。旅館が日帰り専門に転業したりしている。 帰りのロマンスカーで生ビールを飲んでいるうちに、ようやく雲が切れてすこし陽が差してきた。 #
by suiryutei
| 2003-07-31 21:36
| 旅行
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■2003/07/30 (水) 08:36:36 六本木の夜 昨夜は六本木ヒルズの竹やぶに行ってきた。 6時に予約を入れておいて、ヒルズには4時頃到着。日比谷線六本木駅を出ると目の前に巨大なビルがそびえている(森タワー)。人がいっぱい。こどものころ父親に東京タワーに連れて行ってもらったときのことを想い出した。 あちこち散策。カフェでお茶してから5時頃いったん竹やぶの前に来て写真を撮っていると店主の阿部孝雄さんにバッタリ会った。 「遠いところをありがとうございます」 「今日はすっかりおのぼりさん気分です」 「では、またのちほど」 で、もうひとまわりしてから6時に入店。8000円のコースをいただく。まずガラスの大皿に盛られた珍味数々。酒好きにはたまらないだろう。卵焼きはオーソドックスなだし焼きとスフレの好きなほうを。才巻海老を味噌漬けにして焼いたもの。天麩羅はオクラ・ナス・タマネギ。焼き物と揚げ物で腹が出来たところにお新香が出る。このお新香自体も、料理の流れも素晴らしい。蕎麦は茶蕎麦・せいろ・かけの3種。そのあと甘味。じつは他にもチョコチョコ出たのだけど省略する。 春先に柏の本店に行ったとき、「六本木では自分のこれまでの集大成の仕事をするつもりです」と阿部さんは語っていたが、その言葉は嘘ではなかったようだ。 六本木ヒルズについては、「失業率6%ちかく・年間自殺者3万人強のこの時代にコンナモノ作リヤガッテ」という気持ちが私なんかにはある。カフェやフレンチの前に長蛇の列が出来るというのも、文化としてあまり上等なものとは言えないだろう。しかし、そのことと、あの竹やぶの店の空間に作られた世界の評価とはまた別の話である。あまり褒めちぎるのもシャクだけど、ここ、本当に凄いです。 #
by suiryutei
| 2003-07-30 21:35
| 酒・蕎麦・食関係
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