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ブログをリンクしている「昼ビールファン倶楽部」の徳川元禄さん&beerdollさんと、昨夜は国分寺[義蕎]でご一緒した。 このお二人とは、9月にもやはり[義蕎]で酒酌み交わした仲である。二ヶ月ぶりの再会を祝して生ビールのグラスで乾杯していくらも経たないうちに、なんと刑部しおんさんが現れた。 しおんさんは酔流亭の蕎麦友。三年ほど前に「蕎麦三昧」という蕎麦好きが集うサイトのミニオフ会で初対面して以来、もう何度も蕎麦屋酒を共にしてきた仲だ。この夜、ここで会ったのは、まったくの偶然である。もっとも[義蕎]は彼に教えてもらった店であり、この界隈は彼のいわばテリトリー。 で、改めて4人で飲むことになる。 徳川元禄さんとしおんさんは初対面にもかかわらず、サッカーの話でおおいに盛り上がる。酔流亭は[義蕎]ご主人が揚げる天麩羅を次から次へとかぶりつく。beerdollさんはと言えば、ほんのりと、いい感じに酔いがまわってきたようだ(じつは、[義蕎]の前にbeerdollさんと徳川さんは立飲み屋でもう一杯入れてきたとのこと。酔流亭が国分寺に着くのが遅かったので、お二人をすこし待たせてしまったからである)。 酒はしおんさんの選択にまかせた。「鍋島」「雅山流」「田酒」「乾坤一擲」など。どれも美味しい。天麩羅、いろいろ食べたので、全部書くと留守番の女房に悪いから省略。ただ、[義蕎]さんのホームページに立派なハゼの写真が載っていることだけ申し添えておく。蕎麦は「酔流亭さんはもう天麩羅でお腹一杯でしょ」というご店主の配慮で、特別小さなもりを出してくれた(少食のbeerdollさんも。残る二人は普通もりをしっかり食べていた)。 というわけで、帰宅は午前様に。それで昨日は日記を書けずじまい。日記を書いていない日は、またどこかで酔いつぶれているなと思ってください。 #
by suiryutei
| 2005-11-23 23:25
| 酒・蕎麦・食関係
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Comments(7)
一昨日の日記で日米と日韓の首脳会談について書いたとき、このテーマで検索して未知のブログをいくつか覗いてみた。当然ながら色々な意見がある。またブログというものが広がったおかげで、酔流亭もそうだが誰もが発言しやすくなったのは素晴らしいことだと思う。でも、憎悪や蔑視の感情を煽る場にもなっているようである。まあ、それがインターネットのコワイところだが。 小泉総理の靖国参拝を指して韓国大統領が「韓国への挑戦だ」と述べたことにいたく敵愾心を燃え立たせたのか、「飼い犬に咬まれた」みたいなことを書くブログがあった。この場合は日本が飼い主ということになるらしい。これも「抑圧委譲」の心理というやつだろう。自国の総理大臣がアメリカの“ポチ”として振舞っている歪みを、当のアメリカに向かって正していくのではなく、アジアの隣国を見下すことで溜飲を下げるのである。 これはブログではなくて先週TVで視たのだが、田嶋陽子さんが「日本も戦争中、朝鮮の人たちを強制連行した」と発言したのに対して、「当時の朝鮮は日本の一部だ。(したがって朝鮮半島の人も日本人ということになるから)、朝鮮人を強制連行したことにはならない」と大真面目で“反論”する評論家がいた。植民地支配を丸ごと肯定して屁理屈を並べているのである。 こういう発言が横行しているのであれば、「反日」「嫌日」が広がっていくのは仕方ないではないか。 こちら側のこうした気分を裏返したような、行き過ぎた「反日」感情は、おそらく向こうにもあるのだろう。上述した韓国大統領の発言は、それに乗ったところもあるかもしれない。しかし、さんざん酷いことをした上で開き直られては、怒りの拳を振り上げる権利はやはりまずあっちのほうにある。 今朝の朝日新聞の『時流自論』というコラムに、王敏(ワン・ミン)という中国人の女性がいい文章を載せている。国費留学生として来日して現在は法政大学の教授。宮沢賢治の作品を戦後中国で初めて翻訳・紹介した方だという。 「今日、日本と中国の間はぎくしゃくしている。相互にナショナリズムの興隆が不安視されていて、不信感が増幅している。そんな状況だからこそ、冷静な思考が求められている。個々人がしっかりしなければ、半世紀前の過ちの繰り返しを防ぐことができないかもしれない」。 そして、その短いコラムの中での宮沢賢治の詩・童話の紹介の仕方が素晴らしい。この中国の女性は日本の中から最良のものを見出し、評価している。この姿勢に学びたいものだ。 #
by suiryutei
| 2005-11-21 16:38
| ニュース・評論
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泊り勤務明けで帰途、東京駅構内の売店で鯖の押し寿司(京都から毎日送られてくるもの)を買い、我孫子駅近くの床屋にかかって家に着くと、東京国際女子マラソンのTV中継が始まるところであった。 冷酒で鯖寿司をつまみながら、その中継に見入る。画面の真ん中には、フルマラソンは二年ぶりの高橋尚子選手がいる。 東京は快晴である。高橋選手が走るのを視ながら、既視感というか、同じようなことが以前にあったなと思い出した。 五年前の名古屋女子マラソンだ。あれは春だったと思うが、やはり今日と同じような快晴だった。そのときも、今日と同じように酔流亭は冷酒を飲みながら中継を視ていた。高橋選手はその前年、市民マラソンで転んで腕の骨を折り、そのためシドニー五輪の選考レースのいくつかに出そびれて、最後の機会となる名古屋を走ったのであった。 スポーツに疎い酔流亭がなんでそんなことを憶えているかというと、その当日の朝、NHK教育TVの『新日曜美術館』が画家・三岸節子の特集をやった。それと高橋選手のレースと、ふたつの番組を視た感想がとてもすがすがしかった記憶があるからだ。 その名古屋で優勝して高橋選手が五輪代表になったのは周知のとおり。そのあと、本番を控えて最後のレースとして走った北海道のハーフマラソンは、酔流亭はその中継を病院のベッドの上で視ていた。足を骨折して入院していたのである。足のギブスがとれ、仕事に復帰した頃にはシドニーのオリンピックが始まっていた。 酔いが廻ってくるにまかせて、そんなこと思い出しているうちに、画面では選手たちが次第にしぼられていく。先頭集団は数人に。30数キロ過ぎ、そろそろヤマが近いな、と手洗いに立って戻ってきたときには、高橋選手がもう飛び出していた。肝心のところを酔流亭は見逃したことになる。そのままトップでゴール。 金メダルとその翌年の世界記録樹立のあと、高橋選手が経験した様々な困難を思うと、今日のレースはやはり感動的なものであった。解説の増田明美さんなんか、後半はもう涙声である。酔流亭だってジーンときた。 #
by suiryutei
| 2005-11-20 18:53
| スポーツ
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16日に京都で小泉総理とブッシュ米大統領の会談があり、18日には釜山で総理とノムヒョン韓国大統領の会談があった。 このふたつの会談をつらぬく小泉総理の立場ははっきりしている。例によって向米一辺倒ということだ。「日米関係が良ければ良いほど、中国、韓国、アジア諸国との良好な関係を築ける」と日米会談後の記者会見で言い切ったのは、アメリカがバックにいてくれさえしたら、靖国参拝だって何だって強気で押し切れるということだろう。 しかし、アメリカとしてはどうだろうか。アジアでのパートナーである日本がこう孤立していては、アメリカのアジア外交にだって支障が出る。もとより、アジアの諸国が適当に角突き合わせていたほうがアメリカにはよいのである。結束してアジアからアメリカを排除しようという動きが、もし出てきたらコトだ。しかし、それも程度がある。今日のように日本が身動きがつかなくなってしまっても、アメリカは困るのである。 たとえば国連常任理事国入り問題だ。アジアの主要国で日本を推す国は一国も無かった。日本が常任理事国入りすればアメリカは理事会で2票行使できるのと同じだから、入ってほしいところだったろうが、この不人気ではアメリカとて強く推すわけにはいかなかったろう。 釜山では、小泉総理は日韓関係の重要性について「自由と民主主義、市場経済などの共通の価値観を持っている」と述べてから、こう続けた。 「両国とも米国と同盟関係にある。こういう国は世界であまりない」。 はたして「こういう国は世界であまりない」かどうか。イラク戦争を批判したヨーロッパの諸国だって、アメリカとはそれなりの同盟関係を持っている。その上で、言うべきことは言っているのだ。 それはともかく、小泉さんの世界の見方がこの発言にはよく表れている。つまり彼にとって韓国が重要であるのは、共にアメリカとの同盟関係にあるからこそなのである。彼はアメリカというフィルターを通じてしか世界を見ようとしないし、アメリカと「特別な関係」になることがもっぱらの願望なのだ。 なるほどこれでは、靖国問題での中国や韓国からの怒りは理解できないはずだ。アメリカしか見ていない小泉総理にとっては、先の大戦はあくまでアメリカとだけの戦いであったのである。太平洋を押し渡って寄せてきた大軍を相手に「国を守る」ために戦い死んだ人を祀って何が悪いかということであろう。 しかし、アメリカとの戦争を始めるはるか以前から、日本は中国大陸で侵略的な軍事行動を展開してたくさんの人を殺害したし、さらにその前から朝鮮を植民地支配して半島の人々に屈辱を与え続けてきた。そのことに思い至れない鈍感さと無神経さでは、アジアでソッポを向かれて当然である。 アメリカもまた世界からソッポを向かれている。あんな理不尽な戦争をやるのだもの、当然だ。ソッポを向かれた者同士が同盟を深めるなんて、まるでかつての日独伊ファシズム同盟ではないか。あのときも、ナチスに付いていくことが「勝ち馬に乗る」ことだと錯覚したのであった。 #
by suiryutei
| 2005-11-19 14:10
| ニュース・評論
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泊り勤務明け。そして今夜はもう出勤しなくてもよい。天気は快晴。 そこで、帰りに、我が家とは逆方向になるのだが、大森まで足をのばした。久しぶりに[しのはら]へ。好きな蕎麦屋だが、いま書いたように帰宅するのと逆の電車に乗らなければいけないので、たまにしか行かれない。 焼き味噌と〆鯖を肴に、「末廣」(福島の酒)を二合。蕎麦屋ではあまり鮮魚は扱わないから気付かなかったけれど、新蕎麦の季節とは、秋が深まって鯖が美味しくなる時季でもあった。蕎麦はもりをいただく。 勘定をすませるとき、「福井の蕎麦と茨城の蕎麦を使っているのですが、どうもまだうまく合わせられないようで・・・」と、ご店主が言われる。いえいえ、じつに美味しかった。本当だ。 福井の蕎麦といえば、故・中野重治が何か書いていた。中野は福井の生まれである。たしか「福井のうまいもの」というテーマで書いた随筆の中で、当然に蕎麦も挙げていた。生まれた町である丸岡の蕎麦は美味い、しかし近くの武生の蕎麦はもっと美味い・・・そういうことを書いていたように記憶する。 中野重治は頑固な人である。会ったことは勿論無いけれど、その作品、生き方をみれば頑固であることがわかる。いい加減な妥協・屈服はしない。茨城県民も頑固である。なにしろ、あの水戸藩だ。幕末、徳川御三家のひとつでありながら、尊皇攘夷のメッカであった土地柄である。 その頑固なもの同士なのだから、[しのはら]ご店主のような錬達の職人でも上手く配合するのはなかなか難しいのかしら・・いや、これは人間のことと蕎麦の話を混同しているな。 しかし、[しのはら]さんは謙虚だからそう言うけれど、見事な蕎麦なのである。 #
by suiryutei
| 2005-11-18 19:21
| 酒・蕎麦・食関係
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