新人事制度 大阪での報告①~③
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彼岸に一月遅れたが、今日、墓参りをした。 こんなに遅くなったのは、この秋の台風続きのため。彼岸前後の休みはたいてい悪天候にぶつかってしまったのだ。勤務が休みの今日は幸い朝から快晴だった。 女房のほうは所沢、酔流亭のほうは多摩墓地に墓がある。両方まわってしまおう。家を出て武蔵野線で新座に行き、まず[新座鞍馬]でお昼をとった。野火止用水が流れる近く、武蔵野の面影が残る一画に建つこの蕎麦屋はまっとうな日本建築で、郊外らしいゆったりした気分になれる。蕎麦も美味かった。 それから二つの墓のお参りをすませ、夜は国分寺の[義蕎]へ。ここの女将さんのご実家は新潟なので、挨拶もそこそこに「地震は大丈夫だった?」と訊いてみると、「新潟といっても長野に近いところなので無事でした」とのことだった。 [義蕎]の酒も酒肴もあいかわらず美味しい。今回、この日記に引っ越すにあたって女房に例によって世話になった。「さるさる日記」時代の過去の日記すべて(440数件)をブログのほうに移してくれたのも彼女である。そこで、その御礼の意味で、ここは酔流亭が女房に馳走した。 [義蕎]は清酒「久保田」で知られる朝日酒造の特約店になっている。朝日酒造は地震で大きな被害を受けた。店内に被災地救援の募金箱が置かれていたので、些少だがカンパさせていただいた。 #
by suiryutei
| 2004-10-28 22:51
| 身辺雑記・自然
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思えば、夏の初めに北海道を襲った台風で蕎麦畑が8割がたやられたと聞いて、新蕎麦の心配をしていた頃は暢気なものであった。 そのあと繰り返し襲来した台風のたびに被害と犠牲者が増えていった。地方に住む友人の家も馴染みの宿屋も被害に遭った。集中豪雨もあった。そして新潟の大地震である。今年はどうなっているのだろう。 空のすみゆき 鳥のとび 山の柿の実 野のたり穂 ・・・・と、中野重治が『十月』という詩にうたった情景はほとんど見ることができぬまま、10月も残すところあと数日である。この日記『酔流亭日乗』は副題に「~酒と蕎麦の日々~」とあるように酒中日記ふうに書き進めようと思っているのだが、TVに映し出される被災地の惨状を視るにつけ、あれを飲んだこれを食べたということを書きつけるのは心苦しい。何か自分にできる支援をしたいものだ。 さて、そういう中でのスタートとなりましたたが、今日を期して日記を「さるさる日記」からこのブログに全面的に移行しました。なぜ引っ越したかの理由については、花まきさんの日記を読んでくだされば酔流亭に付け加えることは何もありません。ただただ彼女に感謝です(花まきさんの日記へは左メニューにある花まきサイトからも入っていけます)。 花まき日記ともども、これからもよろしくおねがいします。 #
by suiryutei
| 2004-10-27 10:15
| 身辺雑記・自然
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■2004/10/26 (火) 10:08:31 健康診断 職場の定期健康診断を受けた。春と秋、年2回やっている。 秋は身長・体重・視力・血圧などを測定し、あとは医者の問診を受けるだけの簡単なもの。酔流亭は血圧などは「とてもいい数値」とのことだし、身長マイナス体重がちょうど100であるから、これも悪くないでしょう。まずは体調良好ということか。 医者の問診を待つ間、「上手に睡眠をとる方法」などが書かれた貼り紙を眺めていた。職員の多くが泊まり勤務の従事者だから、保健婦さんがこれを手書きで作ってくれたのである。夜出勤して朝帰るの繰り返しなので、昼間うまく寝られるかどうかが体調維持の上で大問題となる。保健婦さんたちの善意と誠意はわかる。しかし「睡眠薬を上手に使いましょう」「通勤にはサングラスの着用も」なんて文句は、やはり尋常ではないだろう。健康な職員に睡眠薬の常用をすすめる職場! さて問診。 まだ若い医者がこちらの顔を覗き込むようにして「この勤務、まだ続けられそうですか?」と尋ねる。この先生は本当に心配してくれているのである。しかし、この問いかけそのものが、職場の健康診断でのやりとりとして、やはりマトモではあるまい。 今年2月に深夜勤が導入されてから、泊まり勤務にドクターストップがかかった職員が何人も出ている。個々の職員に「続けられるか?」と訊くより、この非人間的勤務自体の廃止が必要だろう。 #
by suiryutei
| 2004-10-27 00:45
| 身辺雑記・自然
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■2004/10/25 (月) 07:35:41 秋の金寿司 帰宅してからでは酒を飲む時間が削られてしまうので、出勤前に日記を書いてしまおう。 昨日は女房も杉並にいる彼女の姉のところに出かけたので、仕事の帰りに駅近くの[金寿司]で待ち合わせることにした。昨夜の[金寿司]は座敷に家族連れが2組入っていて、ほぼ満席の盛況。この台風続きで親方は魚介を揃えるのに苦労しているかと思っていたが、赤貝・鯵など素晴らしかった。酒は燗をしてもらった。そろそろそういう季節である。 ところで、お知らせ。 日記の形態を近日中に変更します。現在はレンタルの「さるさる日記」ですが、ブログというものに換えるつもり。今、女房がその作業をやってくれています。新日記では、写真も使えるし、読者の方からレスもいただけるとのことです。今より読みやすくもなりますので、これからもよろしくおねがいします。切り替えのときは、もちろん、この日記でお知らせします。 新潟では、まだ余震が続いているようだ。夜中、地震に遭った夢をみた気がしたが、新潟の余波が関東にも及んだものだろう。 #
by suiryutei
| 2004-10-25 07:38
| 酒・蕎麦・食関係
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■2004/10/24 (日) 22:27:14 大地震 昨日は「色川大吉を読む」の読書会があった。今回のテーマは丸山真男『日本の思想』である。色川大吉による丸山批判をどうとらえるか。 ・・・と書いて自分の思うところを今まとめようと思ったのだが、酔って帰宅したばかりで無理である。他日を期したい。 で、読書会のあと例によって居酒屋で懇親会。その飲んでいる最中にグラリときた。すこし間をおいて3度ほど揺れる。でも、そのときは、これがそれほどの大地震だとは思わなかった。西荻窪駅近くの沖縄料理の店に河岸を変えての二次会にも顔を出して、午後11時半過ぎに帰宅する。女房から聞き、TVの映像を視て初めて、新潟がただならぬ事態であることを知った。 今日は朝早くからの勤務であった。職場の休憩室に『週刊ヤングジャンプ』今週号があった。この日記でも何度か言及した漫画『国が燃える』(本宮ひろ志・作)の休載前最後の回が載っている。この漫画が休載を余儀なくされたのは、南京虐殺事件を取り上げたところ「真偽不明の写真を使った」とクレームをつけられたためである。その写真が本当に「真偽不明」であったとしても南京大虐殺が無かったことにはならないだろうに。 さて、その休載前の最後のページには作家・野上弥生子が昭和12年に書いた『一つのねぎごと』という文章が紹介されている。洪水や大地震や大火事や大噴火や暴風雨が起きようとも、戦争さえ起きなければと痛切に願った文章である。本宮ひろ志がこの文を引用しようとした時点では、もちろん昨日の地震は知らないし先週の台風23号による惨害もまだ知らなかったろう。不気味に予言的である。漫画家の直感、恐るべし。 #
by suiryutei
| 2004-10-24 22:30
| ニュース・評論
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