新人事制度 大阪での報告①~③
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もう30年以上前、場所がどこであったかも覚えていないが、男性の合唱が流れてきて、妙に心に残った。ライヴではなく録音。 のちにFMラジオで同じような合唱を聴き、それがグレゴリオ聖歌というものと知った。音楽にもキリスト教にもくらい酔流亭には詳しいことはわからない。 でも、最近、そのCDを入手して、明け方、目が覚めた後なんかに聴いている。ベネディクト派修道士聖歌隊による、1959年10月、ルクセンブルクでの録音だという。 土曜日、国際婦人デー東京集会に参加した帰り、神田の近江屋洋菓子店で買った焼き菓子を少しずつまだ食べているが(賞味期限は明日まで)、下のほうの写真は先月のものだ。 天皇が代替わりしてから2月の下旬にも「祝日」が生まれた。その23日は今年は木曜だったから翌日の金曜一日が平日で、飛び石連休になった。そういえば<飛び石連休>っていう言葉、なつかしくないですか。酔流亭が子どもの頃は5月の連休(ゴールデンウィーク)はそう呼んでいたものだが、今や<大型連休>という言い方のほうが一般的である。 で、先月の飛び石連休に、都内で暮らす次女が泊まりに来た。24日の金曜はテレワークやっていたけど。 彼女が手土産の一つにロールケーキを買ってきてくれた。渦巻の真ん中には苺が入っていて美味しい。 ここ当分あまり外出できないし、酒も飲めない。音楽を聴いたり、甘いものを愉しんでいる。
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by suiryutei
| 2023-03-08 08:16
| 音楽
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『伝送便』誌3月号に寄稿した文章を転写します。 タイトルにある<断腸>とは、<ーの思い>とつなげると「はらわたがちぎれるほど、非常に悲しいこと」という意味で言われることが多いですが、ここでは文字通り「腸を断ち切られた」ということです。つまり腸捻転の手術を受けた体験談。断腸亭日乗の永井荷風は、世を憂える悲しい思いと、しかしあの人もずっと腸を患っていたから、お腹が痛くてつらい思いとの両方をこめて、日記をそう名づけたのだろうなあ。 なお【いてんぜ通信】今年春号に寄稿した『豆腐で飲む』(本ブログ2月27日更新記事に全文を転写)は入院する直前で終わっているので、本稿はその続きになります。 我が闘病記はこの先まだ続きそう。おいおい書いていきます。 全身麻酔による手術を生まれて初めて経験した。病気は「S状結腸軸捻転症」というもの。S状結腸とは大腸の末端にあって直腸につながる。私のそれは一昨年から何度か捻転、つまり捻じれた。捻じれては腸が閉塞する。危険な病気である。発症するたびに内視鏡による整復治療を受けてきたが、頻発するならいっそ手術をしてS状結腸を切除してしまえ。医師と相談して、そう結論したのが去年一二月二〇日である。 ところが手術室がずっと塞がっている。最短で一月末まで待たなければならない。それまで捻転を発症させないこととコロナに感染しないことに気を使った。直前にコロナに感染しては、せっかく決まった手術日程が吹っ飛んでしまう。 一月二八日(土曜日)、柏市内にある某医大付属病院に入院した。二九日から絶食、同日の午後は二リットルの下剤を飲んで腸の中を空にする。三〇日正午に手術室に入った。 手術台に身を横たえると、幅があまりない。たしかに施術中に患者に寝返りなんか打たれても困るだろうから横幅をとる必要はない。身体が少し左にずれていたようで、姿勢を正される。正されながら「オレはやっぱりこういうときだって左寄りなんだぞ」と妙に嬉しくなっているうちに麻酔が効いて意識が薄れていった。 意識が戻ったのは午後四時四五分ごろである。連れ合いが顔を覗き込んでいる。手術にかかった時間は二時間半ほどと聞いた。医師によれば、切除された我がS状結腸は風船のゴムが伸びきったような状態だったとのことだ。捻転して腸が閉塞しているとき湯ぶねに浸かると身体に浮力がついているのを感じた。腸内にガスが溜まっているからである。自分の身体をゴムボートみたいだなと思った。だから風船であれボートであれ「ゴムが伸びきった」というのはよくわかる。消化器官として限界に来ていたのだろう。 それから四日間の絶食をへて、二月四日のお昼から流動食を口にすることができるようになった。いったん切断された腸が、数日後にはつながってまた機能し始めるのだから、医療とは、また身体の復元力とはたいしたものだなと思う。九日に退院する。一二泊一三日の入院生活だった。 手術後の二日間はメスを入れられた箇所がひどく痛かったこと以外はおおむね快適だった。痛みも二日が過ぎると日に日に和らいでいったし。 看護師さんたちが若い人ばかりなのには驚いた。医大の附属病院で看護学校も併設されているから、そこの学生たちの実習の場でもある。看護師が育っていくのに実践教育が必要であるわけだが、ベテランというべき人たちがあまりに少ないのではという気もした。看護師の勤務はハードなので長くは勤められないということがあるように思う。看護の労働現場においても進む非正規化ということでもあろうか。看護師一人につき午前八時から午後四時半は患者五~六人、午後四時半から翌朝八時は患者一六~一八人という配置だという。深夜勤務はやはり辛いだろうな。 この冬、イギリスでは保守党政権の緊縮政策の下すすむ医療現場の荒廃に抗して看護師たちがストライキで闘っている。ストで人が死ぬという政府の宣伝に、そうではなく人びとが死んでいくからストに立ち上がらざるを得ないのだと看護師たちは反論する。反論のほうが正しいだろう。 #
by suiryutei
| 2023-03-07 06:49
| ニュース・評論
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昨日の日記の続きです。 近江屋洋菓子店で焼き菓子を買った後、ここまで来れば蕎麦の〔まつや〕は指呼の間、ついそちらに足が向かう。 じつは一週間前、墨田のカッパさんと〔まつや〕をご一緒したとき、「3月3.4日、くさきり蕎麦を調製いたします」と貼り紙がさり気なく出ていたのを目に留めていたのだ。 春の節句蕎麦である。ヨモギを打ち込んである。 ![]() (一昨日の写真ではありません。ネットから拝借) これを初めて食べたのは1992年の春先だから、もう31年前になる。なんでそうハッキリ覚えているかというと、その前年暮れから92年の4月なかばまで、酔流亭の母は信濃町にある慶応大学病院に入院していたからだ。 快復の見込みが立たない病勢であったから、なるべく病床の傍にいることにした。神田〔まつや〕の最寄り駅は総武線ではお茶の水か秋葉原。両駅と信濃町駅は近い。病院の行き帰りに〔まつや〕に寄って腹を満たすことがたまにあった。 その年の春の節句の頃も、たまたまそうやって〔まつや〕の暖簾をくぐって、くさきりを出す日に当たった。 ついこのあいだのことのようだが、31年たつ。 今年も(といっても毎年食べているわけではないが)ヨモギの香りが高い。口の中に春が来た。 さまざまな想いめぐらせ蕎麦たぐる 春の節句の灯ともしの頃 酔流亭 #
by suiryutei
| 2023-03-06 06:36
| 酒・蕎麦・食関係
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昨日は午後から家を出て都心に向かった。 春の陽気だ。上野公園の京成電鉄上野駅近くの入口では、桜がもうこんなに開いていた。人の出もすごい。 不忍池畔を歩いて湯島のほうに抜け、天神様を左に見ながら坂を上がる。桜の季節が迫ってくれば、湯島天満宮の梅はそろそろ仕舞いだ。こちらも人がたくさん出ていたが。 そうして本郷を過ぎて文京区民センターへ。国際婦人デー東京集会が午後2時から開催される。 集会実行委員会による開会あいさつ、基調報告に続いて、在日本朝鮮人人権協会の朴金優綺さんの特別報告は凛としたものだった。しっかり受け止めたい。 ユナイテッド闘争団の当該お二人も。 集会の後、すこし散歩したくなって、水道橋からお茶の水を抜けて、神田へ向かう。JRの御茶ノ水駅から神田へは、丘を下っていく感じである。神田のよさは下町の良さであろうか。近江屋洋菓子店に寄った。 ここの苺ショートケーキは美味いのだが、生ケーキでは日持ちがしない。アップルパイにしようかと思ったところ、カットされたのは、もう売り切れ。パイ一枚まるまる焼いたものでは二人暮らしでは食べ切れない。 で、結局、焼き菓子をバラで買うことにした。この店で売っているものはどれも美味しいんだ。袋も老舗らしく渋いでしょう。 ちょっと早いホワイトデーのつもりだ。14日までまだ日にちがあるけれど、この次いつ都心に出てこれるかわからないから。 #
by suiryutei
| 2023-03-05 08:50
| 身辺雑記・自然
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by suiryutei
| 2023-03-04 09:31
| ニュース・評論
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