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中学・高校の同期だったH君が亡くなったのは2014年8月。その年の旧盆が明けた頃だった。 もう10年半たつ。 同期の6人で墓参りをした。H君は6月に60歳の誕生日を迎えたばかりだったから還暦だった。 われわれ6人はいま70歳である。古希だ。10年、早いものである。 H君のことはこのブログでも何度か書いてきた。訃報を聞いてすぐ、お通夜に出かける前に書いた記事だけ貼り付けておく。 酔流亭が生まれて初めて書いた小説は『春一番』と題するもので、400字×16枚ほどの短編である。雑誌『労働者文学』No.76(2015年1月刊)に掲載された。酔流亭の分身である主人公の名前には数か月前に亡くなったばかりのH君の苗字を拝借した。 H家の墓がある寺は調布市郊外の小高いところに位置して、近くを甲州街道が通る。われらの母校(国立市にある桐朋という学校)は、甲州街道をもう少し下っていったところの近くだ。H君とは中学一年のとき水泳部で一緒だったので知り合った。水泳部も冬は泳げないから(今は室内プールになって一年中泳げるらしい)甲州街道をランニングしたこともあった。H君はやがて水泳部から空手部に移る。今回の墓参りでは空手部仲間のほうが多かった。 夏に亡くなったので、これまでは蚊が元気なときに墓参りすることが多かった。今年は蚊の襲来はなく、桜が満開である。上はお寺の境内の桜。 お参りしたあとは釜めし屋で酒を酌み交わした。 #
by suiryutei
| 2025-04-09 08:39
| 身辺雑記・自然
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今朝、朝刊を取りに戸外に出ると、玄関の敷石に桜の花びらが2枚落ちていた。 わが家に一番近い桜は100m前後は離れたところに植わっている。いま満開をようやく過ぎたところだ。その桜の花片が夜のあいだに風に吹かれて飛んできたのだろう。 上の写真も地元(千葉県我孫子市)の桜。先週の夜に撮影しておいたのだが、まだ散ってはいない。
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by suiryutei
| 2025-04-08 08:20
| 身辺雑記・自然
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神田の蕎麦屋〔まつや〕で友人たちと会食したことを昨日の日記に書いた。 このとき蕎麦掻きも食べた。木鉢でこねられた蕎麦粉のカタマリを棒でのして(蕎麦打ち)、それから包丁で麺状に切っていくのが蕎麦切りだが、蕎麦掻きはこねられたカタマリのままである。蕎麦食の原型と言っていい。 湯桶の中で蕎麦掻きが木の葉のように整えられて熱いお湯に浮かぶ。これが〔まつや〕でのオーソドックスなかたち。しかし、このあいだは人数が5人だったので小さく10切れに切って給してくれた。一人2切れずつである。 さて丸谷才一の『食通知ったかぶり』という本(文藝春秋社、1975年刊)に蕎麦掻きのことがチラッと出てくる。安岡章太郎の文章が引用されるのである。 その箇所を改めて写すと ・・つかぬことだが先日、私は(中略)、大江健三郎と一緒に神田のそば屋で天ぷらそば(海老天二匹入)、わさび芋、それに、そばがきを二つ食って大いに満腹した。そばがきといふのは、私は子供の頃から何となく貧乏臭い気がして好きではなかったが、大江氏が食ひたいといふので、付き合って食ってみると、これがじつにウマかった。 この安岡の文章を引用したあと、丸谷自身も神田の藪蕎麦に出かけていって一杯やることになる。ただし、安岡の引用文で安岡章太郎と大江健三郎が蕎麦掻きを食べた神田のそば屋というのは〔藪〕ではなく〔まつや〕であろう。安岡は店名を明記していないけれど。 なぜかというに、神田藪の品書きに蕎麦掻きは無いし、天ぷら蕎麦はかき揚げを使うからだ。海老天二匹入の天ぷら蕎麦なら〔まつや〕のほうだ。 なお丸谷の『食通知ったかぶり』はいい本である。彼の『文章読本』も名著だが。
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by suiryutei
| 2025-04-07 09:06
| 酒・蕎麦・食関係
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新東京郵便局で働いていた頃の同僚であり、現在も飲み仲間・旅仲間であるKさんが65歳を迎え、この春、定年退職した。そのお祝いの小宴を昨夕、神田の蕎麦屋〔まつや〕で。 Kさんとは知り合っておよそ30年たつ。その間に神田まつやで蕎麦屋酒をいくたび共にしてきただろうか。 まつやの前に一本植わっている桜は江戸彼岸桜で、いつもは染井吉野より花期が少し早い。ソメイヨシノが満開になる頃は終わっているのだが、今年はまだ見ごろが続いている。先週の冷え込みのおかげだろう。下の写真は入店前にまつやの暖簾を背にして撮影したもの。 人数は5人。蕎麦の打ち場に近い卓につき、飲み始める。焼き立ての卵焼きが運ばれてきた。大根おろしが濃い色になっているのは醤油を垂らしたから。 卵焼きは焼くのに手間がかかるので品書きには載っていない。前もって頼んでおけば焼いてくれる。昨夕はKさんのお祝いという特別の集まりだったから先週のうちに予約しておいた。 Kさん初め、昨夕集まった友人たちとはこの先も、ここでずっと酒を酌み交わしていくことになるのだろう。 #
by suiryutei
| 2025-04-06 08:33
| 酒・蕎麦・食関係
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朝日新聞のガザ通信員、ムハンマド・マンスール氏がイスラエル軍の攻撃で死亡したことを悼んだ先月26日の更新記事の中で 「一緒にいた妻と乳児の長男も死亡したとも、妻子は病院の集中治療室で治療を受けているとも伝えられ、確認中だと、これは今朝の朝刊がそう報じている。」 「※追記。26日の朝日夕刊は<その後の取材で、妻子が病院で治療を受けているとの情報があることがわかりました>と伝えている。」 と書いた。 今日(4月5日)の朝刊に、マンスール氏のお連れ合いの意識が戻ったことが書かれている。集中治療室での治療は続いているとのことである。 また、故人にご子息はいないことが、その後の取材で確認されたという。 先月26日更新記事にも今「※さらに追記」としてこのことを書き足しておいた。
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by suiryutei
| 2025-04-05 08:37
| ニュース・評論
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