新人事制度 大阪での報告①~③
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昨日の午後は<ベネズエラを知る集い>に参加した。会場は明治大学リバティタワー1153室。 開会は午後1時だが、会場案内の立ち番を頼まれていたので正午にリバティタワー一階のロビー集合ということだった。 その正午まで少し時間がある。近くにある山の上ホテルのほうに行ってみた。驚いたことにロックアウト状態である。この老舗ホテルがまさか廃業? と思いきや、4月から11月まで館内改装工事のため休業とのことであった。 この山の上ホテルは、JR御茶ノ水駅から広い通りを数分歩いて、右に曲がって坂を上がったところにある。坂を曲がらずに行けば、すぐ明治大学の建物である。会場案内の立ち番は3人で、一人はこの坂のところ、一人はリバティタワーの入り口、一人はタワーの中でエレベーター前に配置。酔流亭はタワーの入り口に立つことになった。この日も梅雨空で小雨が降っている。集会チラシをクリアファイルに入れて、歩いている人によく見えるように掲げる。 海外からの留学生らしき人に尋ねられた。ところが、彼が手にしているハガキを見せてもらうと私たちの集会への案内ではない。別の催しで、しかも明治大学だが駿河台の校舎ではなく和泉校舎が会場である。 「ああ、この会場はここじゃないんですよ。ここからだと新宿に行って京王線に乗り換えて明大前という駅に行くんです」 そう教えたが、あのあと彼は目的の催しに間に合ったであろうか。 ラテン系らしき外国の女性が3人、こちらに笑顔で会釈して通っていった。キューバかニカラグアの大使館関係の人と思われる。「アメリカ合州国の裏庭」などと言われる中南米にあってキューバ・ニカラグア・ベネズエラの三国は米国になびかない。それがアメリカには面白くなく、今日の「ベネズエラ危機」の背景には、まちろんこのことがある。なお昨日の講師・伊高浩昭さん(元・共同通信記者)が正当に指摘されていたように、これらの国が「反米」なのではない。アメリカのほうが「反キューバ」であり「反ニカラグア」であり「反ベネズエラ」なのだ。 益子で朝露館を運営する彫刻家の関谷興仁さんと詩人の石川悦子さんも通っていった。 1時15分をまわって、立ち番を切り上げ、会場に向かう。150人ほどで満席の会場は椅子が足りなくなっていた。講師の伊高さんの話は立って聴いた。 ベネズエラの状況は複雑だ。政権による政策の失敗と、それにつけこんでのアメリカの干渉との両方があるからである。講師は現マドーロ政権に腐敗や失政があるのを認めた上で、しかしそれをよいことに内戦を唆したり軍事介入を狙うことが許されるのかと問うた。その通りだと酔流亭も思う。 ※関連する過去ログとして ▲
by suiryutei
| 2019-07-08 09:31
| ニュース・評論
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昨日の午後は<ベネズエラに連帯する集い>に参加した。 定刻の午後1時ちょうどに会場のHOWSホール(本郷三丁目)に到着すると、すでに満席であった。セイコウ・イシカワ駐日ベネズエラ全権公使は、名前から察せられるように日系の人である。講演はお国の言葉でしやべったが(スペイン語? 若い女性が通訳してくれた)、合間にときおり達者な日本語で軽口を挟む。たとえばパワーポイントの映写幕を背に話していて 「大きな頭がジャマしてますね」 なんて日本語で言う。 これがなんで軽口なのかというと、公使はまだ若いのに、じつに見事な禿頭なのである。照明を浴びて、よく光っていた。 そうして、それがじつにカッコイイ。酔流亭は、自分自身がハゲアタマだから言うのではないけれど、頭髪が薄いことを気に病んでいる若い男性に「ベネズエラ公使を見よ!」と言ってやりたいと思った。堂々たる禿頭というのは、じつは男ぶりを上げるものなのだ。 横道にそれました。 講演の内容もよかった。ベネズエラが困難な状況にあることを率直に認めた上で、しかしその一番の原因はアメリカによる制裁・干渉ではないかと問うた。経済危機を仕組んでおいて、それを「人道危機」にすり替え、軍事介入の口実にしようとしていると。 この<集い>に参加した人々を中心に<ベネズエラを知る会(仮称)>を作っていくことが確認された。 下に貼り付けるのは、二月に出された[有識者の共同声明]。レイバーネットからコピーします。 ▲
by suiryutei
| 2019-04-21 08:53
| ニュース・評論
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今度の土曜日(20日)、都内でこういう集まりがある。 駐日ベネズエラ大使の話を聴いてこようと思う。 なお、ベネズエラの状況について酔流亭が思うところは先月14日の更新記事に書いた。 ▲
by suiryutei
| 2019-04-16 08:28
| ニュース・評論
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3日ほど前だったろうか。新聞の片隅に小さな記事が載った。 ベネズエラとコロンビアの国境で、飢えがひろがっているというベネズエラに向けて「支援物資」を積んで入ろうとしたトラックにベネズエラのマドーロ現政権側が火を点けたと報じられていたのが、じつは放火したのはコロンビアにいた反マドーロ政権グループだったというのである。ニューヨークタイムスが報じて明らかになった。 トラック炎上は2月23日のことであり、ニューヨークタイムスの報道が「真相」を明らかにしたのは3月10日なのだから、そのかん約2週間、事実とは逆の、そしてマドーロ政権はなんて酷いことをするんだという印象ばかりをふりまく誤報が世界中を駆け巡ったわけである。しかも、それが誤報であったと伝える報道は、酔流亭はまだ朝日紙上でしか見ていないが、まことに小さいものであった。「マドーロ政権は酷い」というイメージだけが現在も拡散され続けていることだろう。 ベネズエラで起きていることについての報道は、一事が万事この調子・・とまでは言わなくとも、こういう類いが少なくないのではないか。それも取材不足による誤報というより、もっと意図的に作られたデマ報道であるらしいことを、酔流亭はたった今このサイトを見て知った。 ベネズエラで深刻な困難が生じているのは事実だろう。しかし、それは大手メディアが報じるように全て現マドーロ政権の「無能」や「腐敗」によるものなのだろうか。 ベネズエラのチャベス前政権は貧困層に手篤い政策をとった。そういう政権が、世界の経済格差の頂点にいる米国に批判的だったのは当然だ。マドーロ現政権はそのチャベス路線を引き継ごうとしている。それが米国の支配層には面白くないのである。これはEUの指導層だって、そうだ。そこで経済制裁をやってベネズエラを締め上げにかかる。チャベス-マドーロがとってきた貧困層に手篤い政策に利権を脅かされるベネズエラ国内の富裕層がそれに呼応してサボタージュをやる。経済が混乱するはずである。全て現政権が悪いのか? 米国トランプ政権は軍事介入の機会を窺っているという観測がしきりである。軍事介入を正当化するには、相手をとにかく悪玉ということにしておかなくてはならない。このあいだまで朝鮮の共和国がそれをやられていた。 この手にのってはならないと酔流亭は考える。 さきほどの[うさぎや]のどら焼きの話題に続いて、今日二度目の更新です。甘いもの食べて喜んでばかりいられない。 ▲
by suiryutei
| 2019-03-14 15:58
| ニュース・評論
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